最終更新: 2013/10/11 02:22

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陸上自衛隊、時速100kmでも走行可能な機動戦闘車を公開

対中国離島防衛に新兵器が登場した。
陸上自衛隊は、時速100kmでも走行可能な機動戦闘車を公開した。
離島や原発などでの防衛で、迅速に展開することが期待されている。
初公開された機動戦闘車は、タイヤで走る装甲車の上に、戦車のような砲塔を載せた構造で、全長およそ8.5メートル、高さと幅はおよそ3メートルという大きさになっている。
防衛省担当者は「機動戦闘車は、105mm級の砲を搭載した、装輪戦闘車両としては、わが国初のものとなり、敵装甲戦闘車両等を撃破するために開発されました」と述べた。
防衛省で、2008年度から開発されていた。
軍事評論家の宇垣大成氏は「大きな特徴としては、重さ26トンと、これまでの戦車に比べて、半分余りという重量と、それから時速100kmという最高速度でしょう」と語った。
26トンという重さは、これまで不可能だった輸送機に載せた移動、また一般道や高速道路での使用も可能になるという。
軍事評論家の宇垣大成氏は「海外では、こうした車両はスピードを生かした敵地での偵察や、対戦車砲弾を撃てるために、待ち伏せによる敵戦車との戦闘、また主砲による歩兵部隊の支援といった運用が一般的です」と語った。
日本では、南西諸島などの離島防衛や、ゲリラや特殊部隊が市街地や原子力発電所を攻撃する事態などで、迅速な展開が期待されるという。
総開発費はおよそ180億円で、試作された車両は4両だが、今後、技術試験など改良を進め、2017年度から、陸上自衛隊に配備する計画となっている。

(10/11 01:46)


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