首相、TPP交渉の成果強調
【バンダルスリブガワン共同】安倍晋三首相は10日午後、訪問先のブルネイで記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉に関し「年内妥結に向け、大きな流れをつくることができた」と成果を強調した。同時に「自民党の選挙公約をたがえてはならない。国益を追求する政府の方針に何ら変更はない」と国内調整に全力を挙げる考えを示した。
中韓両国との関係改善については「問題があるからこそ、首脳レベルを含めて話し合うべきだ。私の対話のドアは常にオープンだ」として、首脳会談に応じるよう求めた。
ASEANとの関係に関しては「協力関係をもう一段の高みへと押し上げたい」と述べた。
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