宮崎カーフェリー:大阪航路の終点港、神戸港に変更へ
毎日新聞 2013年10月10日 20時20分
宮崎カーフェリー(宮崎市)は10日、宮崎−大阪航路の終点港を大阪南港(大阪市)から神戸港(神戸市)に変更すると発表した。時期は神戸市の岸壁整備などが完了する2014年秋ごろの見込み。
南港に比べ、港湾使用料が約半分となる上、宮崎港からの距離が約9キロ短くなり燃料費が削減でき、合計で年約1億4000万円のコスト削減となる。また、高速道路やJR・私鉄駅に近いため旅客の利便性が高く、運送業者の理解も得られたという。
12年度の同航路利用者は16万5000人。同社は、変更効果で07年度並の20万3000人への回復を目指す。