「サイバー補導」で女子高校生を補導10月10日 15時42分
警察官がインターネット上に不適切な書き込みをした子どもと接触を試みる「サイバー補導」という手法で、警視庁は、インターネットの掲示板に「下着を売る」と書き込んでいた高校3年の女子生徒を東京・秋葉原で補導しました。
補導されたのは高校3年の17歳の女子生徒で、警視庁によりますと、ことし4月、インターネットの掲示板に「3000円で下着を売る」などと書き込んだということです。
これに気付いた捜査員が客を装ってメールを送り、待ち合わせ場所に指定した東京・秋葉原の路上に現れた女子生徒を補導したということです。
こうした手法は「サイバー補導」と呼ばれ、インターネット上に援助交際や下着を売ることを持ちかける書き込みをした18歳未満の子どもに警察官が客を装って接触を試み補導するもので、警視庁ではことし4月から試験的に取り入れています。
また、警視庁は、この女子生徒の書き込みに応じて秋葉原のカラオケ店で下着を1万8000円で買ったなどとして、埼玉県川口市の30歳の男を都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕しました。
この女子生徒は、秋葉原で「JKお散歩」と呼ばれる女子高校生と散歩ができるとうたった店でアルバイトをしていて「書き込みに応じた客に散歩の指名をしてもらいカラオケ店で下着を売っていた。ほかに4人に売った」と話しているということです。
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