日銀は9日、9月4~5日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。国内景気に関する議論のなかで、何人かの委員は「今の景気回復のパターンは個人消費を主導とした非製造業中心の回復である」と指摘。従来の輸出が主導する製造業中心の回復と異なるとの見方を示した。ただ、先行きの回復がより確かなものになるためには「輸出や設備投資を主導とした製造業の回復を伴うことが重要」と何人かの委員が指摘した。
現在の景気回復をけん引する個人消費について、ある委員は「回復の持続力には注視する必要がある」と、先行きに警戒感を示した。株価の上昇などによる資産効果が徐々に薄れてきているためだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日銀、景気回復
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