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町が電力会社設立 電力販売へ
10月10日 20時15分

環境にやさしいまちづくりを進めている群馬県中之条町は、民間企業と共同で太陽光発電と電力の販売を行う法人を設立し、3つの発電施設を整備して役場や学校などに電力を販売することにしています。

中之条町は、地元に設置した太陽光発電の施設で発電した電力を地元に供給する環境に優しいまちづくりを目指しています。
町は、東京都内の民間会社と共同で出資して、ことし8月、太陽光発電と発電した電力を供給する電気事業を行う法人を設立し、10日は、関係者およそ200人が出席して設立を記念する記念式典が開かれました。
発電施設は町内3か所に設置する計画で、すでに町の遊休地1.5ヘクタールに4000枚余りの太陽光パネルが設置された施設が稼働していて、ほかの2か所も今年度中に設置することにしています。
3つの施設でおよそ1700世帯分の電力を発電できる見込みで、発電した電力は町役場や小中学校といった公共施設などに販売することにしています。
法人の代表理事で、中之条町の折田謙一郎町長は「地域や環境のために再生可能エネルギーを使った地産地消を今後進めていきたい。利益は町の地域発展のために役立てていきたい」と話していました。
町などでは、今後、メガソーラーのほかに小水力発電やバイオマスエネルギーの運用も手がけていくということです。

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