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毒きのこ食べて死亡 熊本10月10日 20時15分
熊本県山鹿市の70代の女性が、山で採ったきのこを食べておう吐や下痢などの症状を訴え8日死亡し、熊本県は「ドクツルタケ」の毒が原因とみて調べています。
熊本県によりますと、今月5日、熊本県山鹿市の70代の女性がおう吐や下痢などの症状を訴えて病院に入院し、治療を受けていましたが、8日多臓器不全のため死亡しました。
熊本県によりますと、死亡した女性は自分で採ったきのこを今月5日の朝食で油炒めにして食べ、その日の夜から症状が現れたということで、熊本県はきのこの毒が原因とみて調べています。
女性はきのこを食べた前日、夫と2人で熊本県と大分県との境にある山に野草観察に出かけ、きのこを採って持ち帰ったということです。
その際、図鑑を見て、食べても害のない「オトメノカサ」というきのこだと思ったということですが、熊本県は、女性が食べたのは猛毒がある「ドクツルタケ」だった可能性があるとしています。
「ドクツルタケ」を巡っては、おととしまでの10年間に国内で7件の食中毒があり、3人が死亡しているということで保健所などが注意を呼びかけています。
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