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首相 東北に医学部の新設検討
10月4日 22時48分

安倍総理大臣は、4日午後、総理大臣官邸で宮城県の村井知事と会談し、東日本大震災の被災地の医師不足を解消するため、東北地方の大学に医学部を新設することを検討する考えを示しました。

会談で、宮城県の村井知事は、東日本大震災の被災地で医師が不足している現状を説明したうえで、現在は認められていない大学の医学部の新設を、東北地方の大学に認めるよう要望しました。
これに対し、安倍総理大臣は「東北地方は医師不足が深刻であり、新たに医学部を設置する必要性もよく理解した。東北地方の大学に医学部を新設することを検討するよう下村文部科学大臣に指示する」と述べました。
このあと村井知事は下村文部科学大臣と会談し、下村大臣は安倍総理大臣の指示を受けて、東北地方の大学に医学部の新設を認める方向で検討に入る考えを伝えました。
村井知事は記者団に対し、「被災地は医師不足が顕著だ。医学部ができてもすぐ医者が来るわけではないので、スピーディーに判断してほしい」と述べました。

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