〔外為マーケットアイ〕ドル97.72円付近、中東勢ポジションクローズの思惑も
[東京 10日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<14:51> ドル97.72円付近、中東勢ポジションクローズの思惑も
ドル/円は97.72円付近。市場では米財政協議進展への期待が高まっているが、「本当にそうなるかどうかはまったくわからない。すべては思惑にすぎない」(大手邦銀)と冷めた声も少なくない。
きょうは債務上限問題に関する公聴会が開催されるほか、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議も始まることから、スケジュール面からそろそろ進展するのではないかとの読みが出やすいという。
この関係者は「投機筋はこれまでにリスクをかなり落とし、ドル/円はショートになっていたが、決着したらまずいということで、ショートをいったん閉じに行っている」と話していた。
さらに中東勢をめぐる思惑も出ている。「中東は来週休みだったりするので、米財政協議とは無関係に、中東勢がポジションをクローズしにいっているとの話もある」という。
<14:09> ドル97.77円付近、米財政協議決着で「セルザファクト」も
ドル/円は97.77円付近。リスクオンムードの中で、きょうの高値圏で推移している。市場では米財政協議が決着すれば、リスクオンに弾みがつくとの見方が多いが、一方で「決着に向けたポジションが作られている」(大手邦銀)との声もあり、「セルザファクト」になる可能性も否定できない。
この関係者は「米金利はだいぶ低下したのでおそらく上がるのではないか。米金利が上がれば自然とドル買いとなり、いったん利食いが入ったとしても下値は限定的で、ジリジリとドル高というのがコンセンサスだろう」と話していた。
<13:28> ドル97.75円付近、米財政協議進展期待で高値圏
ドル/円は97.75円付近。米財政協議進展への期待感から、きょうの高値圏で取引されている。
大手邦銀関係者は「外為だけでなく、他のマーケットも株が堅調だったり、米債が売られたり、米財政協議が解決に向けて進んだかのようなプライスアクションになっている」と指摘。「思惑にしては動きが大きいのが気になる」としながらも、「大混乱にはならないという見方が依然多いことに加え、イエレン氏の米連邦準備理事会(FRB)議長就任で金融政策でもそれなりにフォローが入るはずという安心感が出ているのかもしれない」との見方を示した。
<11:55> ドル97.67円付近、米財政協議の決着前提に現時点でのドル買い際立つ
ドル/円は97.67円付近。朝から仲値にかけて実需の買いが流入、米10年債利回り の上昇もあって高値圏を維持している。
ドル/円は8日以降、東京市場では上昇する相場展開が繰り返されている。大手信託銀行の関係者は、米財政協議がいずれかのタイミングで決着するとの読みが現時点でのドル買いを際立たせているとする。
同関係者は「実需の人たちは、いずれ(財政協議)は何とか着地するだろうと見込んでいて、着地した後はドルが上がるとなれば、買っておかなければならないドルは先に手当てしておこうということになる。反対に輸出企業の方は、いずれうまく着地してドルが上昇するから、いまは売らなくて上で待っていようということになる」と説明。輸出企業のドル売りは99円―100円に控えているもよう。
スペック勢にとっては、米財政協議がどちらに転ぶか見通せない以上、手掛けにくい地合いだという。
<10:39> ドル/円が1週間ぶり高値、対主要通貨でドル買い戻し
ドル/円が上昇。97.69円まで上伸して3日以来の高値をつけた。主要通貨に対してドル高が進み、ドル/円は前日のニューヨーク市場の高値97.65円に控えていたストップロスをつけて一段高となった。5・10日(ごとおび)で実需の買いも流入している。
市場では「週初、かなり悲観的な形でのドル売りが進んだのでそのアンワインドが入っている。ポジションをニュートラルに近づける動き」(邦銀)との声が出ている。米財政協議の行方がいまだ見通せておらず、ドル買いポジションを積極的に構築する展開は考えにくいという。
ドル高傾向で、ユーロ/ドルは1.3498ドルまで下落。オーストラリアの9月雇用統計で上昇していた豪ドル/ドル も下げに転じており、0.9426ドルまで下落した。
<09:43> 豪ドル上昇、予想下回る豪失業率を好感
豪ドルが上昇。対円 では92.36円まで上げた。オーストラリアの9月雇用統計で、失業率が市場予想を下回ったことが好感されている。
オーストラリア連邦統計局が10日発表した9月の雇用統計によると、就業者数は季節調整済みで前月比9100人増加し、失業率は5.6%となった。ロイターがまとめた市場予想では、就業者数は1万5000人増、失業率は5.8%だった。
フルタイム雇用者は季節調整済みで5000人増加した。
<09:31> ドル/円もみあい、国内勢は過去最大の外債売り越し
ドル/円は97.53円付近でもみあい。株高にサポートされている。
財務省が10日に発表した9月29日―10月5日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、対外債券(中長期債)投資は2兆2257億円の資本流入超となった。国内勢の外債売り越しは4週ぶり、過去最大の流入超となったが、午前8時50分の同統計発表直後の反応は限定的だった。
<09:06> ドル97円半ば、米財政協議進展へ大統領が下院議員と会談
ドル/円は97.50円付近。株高や実需買いを見越したドル買いは一服している。米財政協議の進展期待もドル買いを支えたとされているが、デフォルト(債務不履行)回避への期限が迫る中、依然として事態打開の明確な糸口をつかめない状況が続いている。
オバマ米大統領は9日、難航している財政協議の決着を目指し、下院議員との直接協議を通じた説得に着手した。下院民主党議員は9日、米東部時間午後4時半(日本時間10日午前5時半)からホワイトハウスでオバマ大統領と会談する。翌10日には、下院共和党議員18人がホワイトハウスに出向き、大統領と政府機関の再開や債務上限引き上げをめぐり協議する。
<08:37> ドル97.52円付近、株高や実需買い見越し短期筋の買い
ドル/円が強含み。97.52円付近。きょうの日経平均株価 上昇や5・10日(ごとおび)で実需の買いが強まることを見越し、短期筋を中心にドル買い/円売りに動いているという。米財政協議が進展することへの期待もドル買いにつながっているとみられる。
ただ、ドル/円は前日のニューヨーク市場でつけた高値97.65円には届いていないため、上昇モメンタムが強まるには至っていない。
<07:57> きょうの予想レンジはドル96.90―97.90円、米財政協議の報道待ちで動きにくい
ドル/円は97.46円付近、ユーロ/ドルは1.3520ドル付近、ユーロ/円は131.77円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が96.90―97.90円、ユーロ/ドルが1.3470─1.3570ドル、ユーロ/円が131.00―132.30円。
きょうの東京時間も、米財政協議に関するニュースを待ちつつ、動きにくい展開になるとみられている。
前日のニューヨーク市場では、ドル/円が97.65円まで上昇する場面があった。9月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、複数の委員にとって量的緩和策の縮小開始見送りが「比較的ぎりぎり」の決定だったことが明らかになり、ドル買いにつながった。しかし、10月1日から米政府機関の閉鎖が続き、「経済状況は(FOMCが開催された)9月半ばとは異なる」(国内金融機関)とされ、ドル/円はすぐに上昇分を失った。
東京時間にはオーストラリアで9月雇用統計が発表される予定で、注目されている。
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