〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陽線」、終値は75日線を上回る

2013年 10月 10日 16:02 JST
 
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[東京 10日 ロイター] -

〔株式マーケットアイ〕

<15:58> 日経平均・日足は「小陽線」、終値は75日線を上回る

日経平均の日足は、上下に短いヒゲを伴う「小陽線」。新たなマド(1万4037円84銭―1万4077円03銭)を空けて上伸し、終値は75日移動平均線(1万4074円06銭=10日)を上回った。下方の5日移動平均線(1万4000円96銭=同)は上昇転換し下値は堅い印象だ。6月13日安値(1万2415円85銭)と8月28日安値(1万3188円14銭)を結ぶ下値切り上げのトレンドラインも維持し再び上値を試す態勢は整った。ただ、東証1部売買代金は2兆円割れが続き、エネルギー不足は否めない。売買代金を伴って25日移動平均線(1万4333円44銭=同)を上回ると本格反騰への期待が高まってくる。

<15:15> 新興株式市場は小幅高、アドウェイズ は続伸

東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均は小幅高。これまで下げ局面でも25日移動平均線を下回らないなど底堅さをみせていたたため、上昇力も1部市場ほどではないという。「個人投資家も低位の復興関連株などに流れている」(国内証券)という。前日ストップ高となったアドウェイズ は続伸。一方、コロプラ やユナイテッド など前日、上昇したネット関連株は反落した。

<14:43> 日経平均は堅調もみあい、医薬品・食品などには期日向かいの動き

日経平均は堅調もみあい、1万4100円台前半で推移している。市場では「米国の政治的な妥協が成立したわけではなく、さらに上値を買い上がるには材料不足。医薬品株や食品株など信用取引の高値期日が接近している銘柄に買い向かう動きがみられる」(大手証券)との声が出ていた。

<12:57> 後場はこう着、上値追う買い乏しく

日経平均は小動き。後場に入ってこう着感が強まっている。午前は短期筋の買い戻しなどで1万4100円台を回復したが、上値を追う買いは乏しい。「米財政問題がくすぶるほか、足元で押し目買いを入れた海外勢もさらに買うためには国内企業の中間期決算を見極めたいようだ」(国内証券)という。

<11:03>  日経平均は堅調持続、直近下げた銘柄を買い戻す動き

日経平均は堅調持続。米債務問題が収束に向かうとの期待感から買い優勢となっており、1万4100円台半ばで推移している。

市場では「目先的な底打ちを確認した格好だが、直近で売られた銘柄を中心とした買い戻しが主体で、米債務問題が解決するまでは上値は重い」(かざか証券・市場調査部長の田部井美彦氏)との声が出ていた。

<10:05>   日経平均は堅調、利益確定売りをこなす

日経平均は堅調、1万4100円台前半で推移している。医薬品、小売りなどが高く、情報・通信もしっかり。市場では「1万4100円台では短期筋の利益確定売りも出ているが、米財政問題への警戒感がやや緩んだことや、朝方発表の8月機械受注が回復感の強さを示す内容となりセンチメントが改善している」(大手証券)という。

<09:23>   3日続伸、米株高や円安で4日ぶり1万4100円台回復

寄り付きの東京株式市場で日経平均は3日続伸。取引時間中で10月4日以来、4営業日ぶりに1万4100円を回復した。米財政協議進展への期待感から前日のダウ が上昇したうえ、1ドル=97円台半ばとドル高/円安に振れた為替が支援材料となり、堅調なスタートとなっている。医薬品、不動産、海運などがしっかり。半面、保険、鉄鋼、銀行などが弱含んでいる。

日本株は8日から売り方の買い戻しが目立っており、外部環境の改善などを背景にきょうも買い戻しが継続する見通し。日経平均は心理的節目の1万4000円水準で値固めが想定されている。

<08:23>  寄り前の板状況、主力輸出株は買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力輸出株は買い優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も買い優勢となっている。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ など大手銀行株も買い優勢となっている。

(ロイター日本語ニュース 金融マーケットチーム E-mail:scoopeqt@thomsonreuters.com 電話:03-6441-1787)

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