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作家のいとうせいこうさんと園芸家の柳生真吾さんが2日、青森県庁を訪れ、三村申吾知事と縄文トークを繰り広げた。
ラジオ番組の一環で青森市の小牧野、三内丸山両遺跡を訪れた2人は縄文遺跡を絶賛。「縄文土器はセンスがあっておしゃれ」「僕らが見習うべきセンスの良さ、平和な暮らしといった価値観がある」と口々に語り、「県がもっと押し出せば、若い人にも良さが分かるはずだ」と激励した。
北海道と北東北3県で構成する「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」は8月、世界文化遺産登録の推薦候補から外れたばかり。関係者が落胆する中での高評価に、三村知事は「縄文遺跡をこんなに好きでいてくれてうれしい。どんどん縄文の情報を発信してほしい」と声を弾ませた。