一番北にある大きな面積の国が、フューリアの祖国レヴァンティアース帝国です。国土の多くが山岳地帯で、平野部の多くは雪に覆われているという、極寒の地。しかし産業革命に早くに成功して、工業製品を輸出し、穀物等食料を他国から輸入しています。
楼国と諸国周辺の話
レヴァンティアース帝国
フェズランド王国
真ん中右(東)側に、魔陣師の祖国フェズランド王国。祖先は遥か東の大陸から移り住んできたと言われています。魔術師の国である一方で、科学力に裏づけされた強大な軍事力も有しています。その軍事力で、南端を接し同盟を結ぶクリアス沿海連合諸国の庇護などを行っています。魔術の使える者を国を挙げて保護していますが、その数はけして多くはありません。魔術保護の一環として、レヴァンティアース帝国との間にある島「ファンティン=イア=スヌーツ」を聖地として奪い合い、レヴァンティアース帝国とは長らく戦争状態にありましたが、先年レヴァンティアース帝国で新帝が即位したのをきっかけに休戦が成立しました。現在「ファンティン=イア=スヌーツ」はフェズランド支配下にあります。
パンタハイム王国
フェズランド王国左側にギルセア公国・パンタハイム・レイドベック公国と並びます。この三つの国はもともと一つの国で、パンタハイム王国でした。レイドベック公とギルセア公が離反して、三つの国に分かれたのです。現在のパンタハイムは国力が低く、地味な国となっています。
ギルセア公国
ギルセア公国は中立を標榜する国で、大陸内交易の中心点として栄えています。自国の軍隊は持たず、交易による莫大な収益でもって傭兵を雇い入れて防衛を行っています。
レイドベック公国
レイドベック公国は大陸内で最も肥沃な国土を有し、強力な軍隊を有し、自国の領土拡張のために戦争を続けている国です。特にレヴァンティアース帝国とは短い休戦期間を除いて、延々と戦争を続けています。かつてはレヴァンティアース帝国の方が科学力が進んでいましたが、現在はレイドベック公国に逆転された模様です。
クリアス沿海連合
フェズランド王国南端と境を接する6つの小国の連合が、クリアス沿海連合です。突出した海運力で、他大陸との交易を行っています。小国連合ながら外洋船の技術は大陸一で、他国と技術提携なども行っています。
楼国(レイトエルメシア)
大陸南部にあり、レイドベック公国・ギルセア公国・フェズランド王国・クリアス沿海連合と接するのが、楼国(レイトエルメシア)です。国境を接してはいますが、レイドベック公国との間には簡単には渡れない大河が流れており、ギルセア公国・フェズランド王国との間には大湿地帯があって、行き来は容易ではありません。それゆえに大陸北方の国々とは疎遠なまま、ここまできてしまいました。クリアス沿海連合の西端にあるリーロンとは比較的交流があり、その影響で楼国東端あたりは、楼国の中でも一風変わった(いわゆる中華風の)文化となっています。