練習を見守る阪神・和田監督=甲子園球場(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】
メジャー球団の条件しだいでは、球団首脳は条件提示の見直しをする考えがあることを明かした。「常識的な範囲であれば、ある程度、(予定額よりも)上乗せしてもいいと思っている」。
今季年俸1億2300万円(150万ドル)からの大幅アップはもちろん、複数年契約を提示するのは確実だ。
阪神は現在、新外国人投手候補の筆頭候補として、韓国・三星の最速157キロ右腕、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)を本格調査中。だが、それよりも最優先事項はメッセンジャーの残留だ。
12日から始まる広島とのCSファーストステージでも先発の柱として期待されている。助っ人右腕が活躍すればするほどメジャーの評価が高まっていく。だが、来季V奪回を目指すために虎は絶対に手放さない!!
★阪神の外国人選手事情
球団は抑え投手候補として韓国・三星の呉昇桓投手(31)をターゲットにしている。また野手では長距離砲の獲得に向け、中村GMがシーズン中に2度渡米。現在、リストアップ選手の絞り込みを急いでいる。
現有の外国人選手に関しては、今季で契約満了となるマートンは球団側は残留を希望し、現在交渉中。シーズン途中から加入したボイヤーはCSでの結果が去就を左右するもよう。スタンリッジは微妙だ。コンラッド、ザラテはすでに構想外となり帰国した。
(紙面から)