2013.10.10 05:02(2/3ページ)

メッセ流出阻止が最優先!阪神、出血覚悟で最大誠意尽くす

シーズン中、メッセンジャーの視察のためにメジャーのスカウトが再三、甲子園に訪れた

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 メッセンジャーよ、残ってくれ。球団が総力を挙げて残留交渉に当たる。誠心誠意を尽くし、メジャーとのバトルに勝つ!

 「球団が一丸となって、残留に向けて努めたい。絶対に必要な戦力」

 レギュラーシーズン終了から一夜明け、球団首脳が力を込めた。

 今季、メッセンジャーは、外国人投手ではキーオ以来、26年ぶりとなる開幕投手を務め、12勝8敗、防御率2・89。3年連続2けた勝利を挙げた。さらにシーズン183三振を奪い、球団助っ人史上初のタイトルを獲得。めざましい活躍の一方で、球団にとって気になる問題。それは来季もタテジマでプレーすることを選択するかだ。

 右腕は、今季限りで2年契約満了。ブレーブス、ナショナルズ、ドジャースなどメジャー複数球団のスカウト陣が視察に何度も訪れており、ある米球界関係者は「仮にメジャーに戻ったとするとローテーションの3、4番手を争えるだけの力をもった投手」と予想する。

 日本球界で落差の大きいカーブを習得し、制球力もよくなったことにくわえ、100球以上投げても150キロを超えるスピードボールが投げられるスタミナが評価されている。

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