2013.10.10 05:00

阪神・今成、好相性マエケンの低めスライダー見極める!

ティー打撃をする今成

ティー打撃をする今成【拡大】

 阪神・今成亮太捕手(26)が9日、甲子園での指名練習に参加した。12日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦で対戦が濃厚な広島・前田健太投手(25)には今季、打率・556と相性がいい。

 「1戦1戦、1球1球が大事になってくる。CSはCSで気持ちを新たに、リセットしていきたい」

 今季、広島戦には18試合に出場し、打率・390(41打数16安打)、1本塁打、4打点。前田健には打率は・556(9打数5安打)。虎の主力打者が苦戦している中で今成だけは違う。

 「何回かしか(打席に)立ったことないですけど、いい形で打ててたのは自分のなかで感じている。いいイメージを持ちながら、打席に立ちたい」

 マエケン対策として左打者に多投する内角低めのスライダーの見極めをあげた。「空振りを取れるということは、ストライクからボールになる球。手を出さないようにすれば、幅が広がってくる」。背番号「49」がチームのCS初突破を導く。(西垣戸 理大)

(紙面から)