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【社会】

虚偽登記の疑いで稲葉地一家総長を逮捕 愛知県警

 暴力団事務所の土地と建物を実体のない会社名義で虚偽登記したとして、愛知県警は2日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、指定暴力団山口組弘道会傘下組長、松山猛善容疑者(58)=名古屋市中村区羽衣町=を逮捕した。

 松山容疑者は弘道会で2番目の勢力を持つ「稲葉地一家」総長で、弘道会幹部の一人。

 容疑では、2010年11月、他の幹部らと共謀し、実体のない会社を設立。翌月、名古屋市中村区の組事務所をこの会社に売買したとするうその登記をしたとされる。

 県警によると、松山容疑者は容疑を否認している。もともと事務所の土地、建物は幹部らの共有名義で、県警は、会社名義にすることで相続手続きを簡略化し、継続的に使おうとしたとみている。

 虚偽登記をめぐっては、同じ容疑で稲葉地一家ナンバー2の幹部ら9人が先月6日に逮捕されたが、名古屋地検は27日、処分保留で釈放した。

 松山容疑者は、飲食店経営の女性からみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、恐喝容疑で逮捕、起訴されている。

(中日新聞)

 

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