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【社会】

原発汚染水漏えいは推定7トン 作業員6人除染、治療必要なし

2013年10月9日 21時28分

 汚染水が漏れた配管=9日、東京電力福島第1原発(原子力規制委提供)

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 福島第1原発の淡水化装置の配管から高濃度汚染水が漏れて作業員6人が汚染されたトラブルで、東京電力は9日、漏えい量は推定約7トンと発表した。汚染水を浴びて体に放射性物質が付着した6人はいずれも体の拭き取りなどで除染した。内部被ばくの可能性は低く、治療の必要はないという。

 6人が持っていた線量計では、放射性セシウムなどが出すガンマ線で0・11〜0・42ミリシーベルト、透過力が弱いものの目の角膜などに影響するとされるベータ線で0・2〜1・2ミリシーベルトの被ばく線量だった。体に付いた放射性物質でどの程度の被ばくをしたのかは確認中としている。

(共同)
 

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