気がつけばもう10月。あと2カ月もすれば忘年会シーズンに突入だ。宴会で飲みまくって、日頃のストレス発散を楽しみにしている人も多いだろう。お楽しみには欠かせない “お酒” だが、世界の人々は一体どんなお酒をどれぐらい摂取しているのだろうか? 「世界の酔っ払い大国ベスト9」が発表されたので紹介したい。
9位:ウクライナ
ウクライナの人々はウォッカを好んで飲む。WHO(世界保健機関)によると、ウクライナにおける個人のウォッカ消費量は世界第3位にランクインする。
8位:アイルランド
黒ビールの “ギネス” で有名なアイルランドは、あらゆる飲酒ランキングに顔を出す飲酒大国。アイルランド移民が多いアメリカのボストンは、アメリカの大都市におけるビールの消費量でナンバーワンだ。
7位:バチカン市国
司祭や教会があふれるバチカンと飲酒はイメージ的に結びつきにくいが、ミサなどの儀式では「キリストの血」とみなしてワインが使用される。やはりワインが好んで飲まれ、個人のワイン消費量は世界一を誇るという。
6位:ハンガリー
「ロシアはウォッカ、ドイツはビール」というように、特定の種類にこだわらず飲むのがハンガリー流。ワインでもビールでも、どんなお酒も偏りなくたしなむせいか、個人の平均アルコール消費量は世界第3位だそうだ。
5位:韓国
WHOの調べによると、個人の蒸留酒の消費量では韓国が世界一だとのこと。蒸留酒と言ってもサトウキビから作られるラムなど種類は多岐にわたるが、韓国では米、イモから精製されるものが一般的だ。
4位:ドイツ
ドイツは世界有数のビール生産国で、バンベルク市は世界各市のビール消費量では世界一。ミュンヘン市で開催されるオクトーバーフェストは、世界最大規模のビール祭りで世界中から人が集まることで有名だ。
3位:ロシア
ロシアと言えば “ウォッカ”。個人の平均年間ウォッカ消費量は約14リットルで、全国的には年間20億リットルものウォッカが消費されるのだ。そして「つらいことを忘れるために酒を飲む」のがロシア流なのだという。
2位:モルドバ共和国
モルドバの面積は九州ほどで、ルーマニアとウクライナに挟まれた小国だ。アルコール消費量はチェコとほぼ互角なのだが、チェコ人ほど「楽しくお酒をたしなむ国民性」ではないため、2位の座に甘んじてしまった。
1位:チェコ共和国
飲酒大国のイメージが強いロシアやドイツを抑えて1位に輝いたのは、意外にもチェコ共和国だ。個人のビールの消費量は世界一で、お酒を楽しく飲む国民性でも知られている。チェコ発祥の強いビール “ピルズ” はピルゼン市にちなんで名付けられたそうだ。
お酒を飲むのは楽しいが、一歩間違えるととんでもない事故にもつながりかねない。これからの忘年会シーズンに備えて、お酒に飲まれないよう上手にたしなみたいものだ。
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