特定秘密保護法案:第三者機関設置に言及 森少子化担当相
毎日新聞 2013年10月08日 12時16分(最終更新 10月08日 12時24分)
森雅子少子化担当相は8日午前の記者会見で、機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ特定秘密保護法案をめぐり、防衛・外交など特に秘匿する必要がある「特定秘密」を指定する第三者機関の設置も含めて検討する考えを示した。
法案を所管する森氏は会見で、特定秘密の指定について「恣意(しい)的になる恐れがあるとの意見を頂いており、何らかのチェック機能が必要だ」と述べ、選択肢の一つとして第三者機関の設置を挙げた。その上で「知る権利、報道の自由をしっかり守りながら早期に成立させたい」と話した。
【大迫麻記子】