水俣条約:外交会議始まる 約1000人が出席
毎日新聞 2013年10月09日 13時22分(最終更新 10月09日 16時31分)
「水俣条約」の外交会議の初日は「水俣デー」と銘打ち開催。各国の参加者は胎児性水俣病患者の支援施設を訪れ、水俣病患者らと交流。その後、犠牲者追悼式に出席し、午後5時からの開会記念式典に臨む。
外交会議に参加するのは約140カ国の閣僚級を含む約1000人。10日、会場を熊本市に移して採択し、11日に閉幕する。
参加者は9日午前11時半過ぎ、バスなどで続々水俣市入りした。午後からは水俣湾埋め立て地「エコパーク水俣」である犠牲者追悼式などに出席。献花や植樹をした後、患者の語り部から体験を聴くなどして「公害の原点」とされる水俣病について学ぶ。【取違剛】