2013年10月09日 15時03分
会長・島耕作を囲む(左から)ハマカーン、森泉、宅麻伸 (C)ORICON NewS inc.
会長・島耕作 (C)ORICON NewS inc.
島耕作と作者・弘兼憲史先生が対面 (C)ORICON NewS inc.
島耕作が初の芸能会見 流行語は「おもてなし」予想
連載30周年を迎える人気漫画『島耕作』シリーズの主人公・島耕作(66)が9日、都内で行われた『CLUB GENT』プロジェクト発足記念イベントに登場した。連載開始当初の課長から、ついに今年“会長”になった島は、同企画のプロジェクトリーダーに就任し、等身大CGアニメーションで、5年ぶりにイベントに参加。今回は初となる囲み取材にも挑戦した。
島会長は、報道陣を前に「囲み取材は初めてなので、お手柔らかに」と緊張。レポーターから質問を受けると、頭をかきながら困ったり、身振り手振りで熱弁するような動作も交え、イベントの感想や日本の政策や産業についての意見を述べた。66歳になり会長として充実した毎日を送る島だが「自分で終わりを決めるのは性に合わない。日本のためにまい進していきたい」と“生涯現役”を誓っていた。
同席した『島耕作』の作者で漫画家の
弘兼憲史氏は「完全に作りこんだ企画とはいえ、不思議な気持ち」と自身が生み出したキャラクターとの初対話に感心。さらに、会長まで上り詰めた経緯について「出世しようとしてするタイプではないが、現実と漫画の進行時間が同じなので30年前に課長なら会長になってもいいかな」と説明し、「私が死ぬ時に『島耕作』は終わると思います。でも、オリンピックまでは生きていたい」と明かしていた。
また、島会長は今年の流行語大賞について聞かれ「やはり『おもてなし』でしょう」と予想。「おもてなしの精神は、ビジネスの世界やジェントルマンとして相通じるものがある。手厚いおもてなしの結果、生み出されたビジネスチャンスやプライベートを充実させる結果にもなった」と語った。
そのほかイベントには、プロジェクトメンバーとして、
山田五郎、
ドン小西、ゲストとして
宅麻伸、
森泉、
ハマカーンが出席した。