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風の強い状態続く 10月初の猛暑日も10月9日 18時35分
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台風から変わった低気圧の影響で、東日本と東北ではしばらく風の強い状態が続き、十分な注意が必要です。一方、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込んで、各地で気温が上がり、新潟県では35度を超えて、10月としては統計史上、全国で初めて猛暑日となりました。
気象庁によりますと、台風から変わった低気圧の影響で、西日本から東北にかけて風が強まり、新潟市西蒲区では午後4時半ごろ、30.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。東日本と東北で、しばらく風の強い状態が続く見込みです。また、東北では9日夜遅くにかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は強風や高波、土砂災害、落雷、竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
一方、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込み、西日本から東北にかけての各地で気温が上がりました。
特に北陸では、風が山を下る際に気温が上がる「フェーン現象」が起きて、新潟県糸魚川市では最高気温が35度1分に達し、10月としては統計史上、全国で初めて猛暑日となりました。
このほか最高気温は、金沢市で32度9分、高知市で32度2分、京都市で31度5分、宮崎市で31度ちょうどなどと、各地で平年より2度から10度前後、気温が高くなり、58の観測点では、10月として統計を取り始めてから最も高い気温を観測しました。
太平洋の高気圧の張り出しが強い状態が続くため、今週は全国的に平年より気温が高くなりそうです。
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