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みずほ歴代3頭取が暴力団融資把握 やっと会見し説明一変

講演の冒頭、謝罪するみずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長
講演の冒頭、謝罪するみずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長
Photo By 共同 

 みずほ銀行の佐藤康博頭取は8日、暴力団への融資を放置した問題で初めて記者会見し、みずほグループのトップ就任直後の2011年7月以降、出席した取締役会などで資料により報告を受けていたことを明らかにした。同行が問題を把握した当時の西堀利頭取も当初より認識していたことも判明。塚本隆史前頭取も取締役会に出席しており、歴代3頭取に報告されていたことになる。

 みずほ銀は8日、この事実を金融庁に初めて報告した。9月に業務改善命令を出した金融庁は「事実と異なる報告を行っていたことは極めて遺憾。適切に対処する」とのコメントを出した。追加の行政処分を検討する。

 みずほ銀は、頭取は知らなかったとしていた、これまでの説明を一変させており、佐藤氏ら首脳の厳しい経営責任が問われるのは必至だ。

 佐藤氏は会見で、認識したのは「ことし3月」と説明したが、その1年半以上前には資料を受け取っていた。佐藤氏は経営トップとしての責任を認めた上で「問題を知り得る立場だったが適切に認識できず、落ち度があった」と釈明した。自らの進退に関しては「調査結果を踏まえ総合的に判断する」と述べた。

[ 2013年10月9日 06:00 ]

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