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XPサポート切れまで半年 早めの対策を10月9日 18時11分
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パソコンの基本ソフト「ウィンドウズXP」のサポートが9日、ちょうど半年後に打ち切られます。
企業や自治体などでは、まだ切り替えが済んでいないケースも多く、セキュリティーの専門家は早めの対策を呼びかけています。
今から12年前の2001年に発売されたパソコンの基本ソフト、マイクロソフト社の「ウィンドウズXP」は、日本時間の来年4月9日、製品のサポート期間が終了します。
それ以降は、セキュリティー上の欠陥が見つかっても修正するプログラムが提供されなくなるため、ウイルスに感染したり不正アクセスを受けたりする危険性が大幅に高まります。
しかし、切り替えが済んでいないケースも多く、マイクロソフト社のことし7月の調査では、企業や自治体など個人以外のパソコンだけでも全体の3割に当たる1050万台で使用されています。
サポートの打ち切り後は、インターネットにつながなくてもUSBメモリーなどを通してウイルスに感染する危険があり、セキュリティーの専門家は早めの対策を呼びかけています。
情報処理推進機構の加賀谷伸一郎調査役は、「XPを使い続けることは、ドアが壊れても誰も直してくれない家に住むようなもので、常に外部から侵入される危険にさらされる。新しい基本ソフトへの移行作業には時間がかかることも予想されるので、余裕を持って取りかかってほしい」と話しています。
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