日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で理事会を開き、三保ケ関親方(元大関2代目増位山)やロシア出身の幕内阿覧ら力士6人、行司ら三保ケ関部屋所属だった計12人について、同じ出羽海一門の春日野部屋への転属を承認した。
三保ケ関部屋は同親方が大相撲九州場所中の11月に65歳の定年となり、後継者もいないため秋場所を最後に消滅した。床山1人は北の湖部屋へ移る。
7月の名古屋場所から空位だった最高位の立行司の木村庄之助に、式守伊之助(63)=本名畠山三郎、青森県出身、友綱部屋=が九州場所の番付で第37代として昇格することも決まった。