レイシストをしばき隊が解散して、新たに対レイシスト行動集団 C.R.A.C.(Counter-Racist Action Collective)が始動したということだ。
このイベントポスターはかなり挑発的だ!
その『C.R.A.C.』の案内文では次のように書いてある。
≪C.R.A.C.は、反レイシズム・アクションをさまざまなレベルで実行するためのプラットフォームです。
街頭行動、言論、写真、アート、音楽、署名、ロビイング、イベント、学習会その他、必要なあらゆる方法でレイシズムに対抗します。
街頭アクションの案内は、メインのブログ記事で行ないます。C.R.A.C. は、いわゆるしばき隊、プラカ隊、署名隊その他が渾然一体となったものと考えてください。
これまでさまざまな形態のカウンター・アクションを呼びかけていた人たちが、そのまま引き続きC.R.A.C. のプラットフォーム上で行動を呼びかけます。
新しい行動を起こしたい人、あるいはアイデアのある人は積極的にご連絡ください。C.R.A.C. に連絡を取るには、以下のアドレスまでメールをお願いします。
cracjpn@gmail.com≫
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10月5日に性懲りもなく在特会は秋葉原で、「 韓国人による 靖国神社放火未遂事件 徹底糾弾デモ in 秋葉原」を行ったようだが、秋葉原を訪れたオタク系の方々からは非難轟々だったようだ。
参照:
■「同類扱いしないで」秋葉原ファン嫌韓デモに反対の声(アメーバニュース)
≪このデモに対して「オタク」たちはツイッターで「外国人観光客が集まる秋葉原でヘイトデモなんて国辱行為だ」「秋葉原は世界の若者たちに夢を与える、実にありがたい街である。そういった大切な場所でレイシズムとかヘイトとか聞かれてたまるもんか。絶対許してはいけない」と反対。「夢のある街を汚されたくない」と反対の声を上げることを呼びかけ、またデモ参加者に対しても「おい、ネトウヨ共。お前らの二次嫁が泣くぞ」と中止するよう訴える。≫
■在特会の秋葉原デモがうざい(キジトラ速報)
≪排外主義を唱える在特会にとって、最も外人が多い街の一つであるアキバでやるのは一応正解ではあります。ダメなのはあくまでプロパガンダの内容が稚拙すぎる事。まぁどこでやっても在特会が迷惑な存在であることは否定しませんw そろそろ敵の本拠地である韓国大使館へ特攻して、華々しく散っていただきたいと願う限りでございます。≫
■秋葉原でヘイトデモ予定の在特会に怒りの声を上げるオタク達(まとめ)
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先月末には、新たに「のりこえねっと」(ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)という市民団体が設立された。
関連記事:
■ヘイトスピーチに反対を 「のりこえねっと」設立(共同通信2013/09/25)
■「のりこえねっと」設立記者会見の様子(2013/09/25)
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以下、「のりこえねっと」HPより概要を転載しておく。
「のりこえねっと」
―ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク―
■設立宣言
いま、在日韓国・朝鮮人を標的とするヘイトスピーチが、各地で凄まじい勢いで拡大している。
多文化のもとで共生する人びとの平穏な生活を切り裂き、民族差別や人種偏見に満ちた、侮辱的、脅迫的言動が繰り返されている。
ヘイトスピーチは、街頭だけでなく、ネットやさまざまなメディアでも繰り広げられ、差別、偏見、攻撃の言説を執拗に展開している。なかでも日本軍性奴隷被害者(いわゆる「従軍慰安婦」)とされた女性たちに向けられる侮辱と憎悪の表現は、人権の価値を根こそぎ破壊するレベルにさえ達している。
ナチス時代のユダヤ人などへの迫害、かつての南アフリカでのアパルトヘイトやアメリカ南部における KKK 団のリンチを想起させるような激しい侮辱と憎悪表現に対して、日本社会からの反応は、いまだあまりに鈍い。
在日韓国・朝鮮人は、日本による侵略と植民地支配によって生み出された。その存在の歴史性に対する決定的な無知と、「言論の自由」の尊重という口実のもとで、この社会の多数派は、この卑劣で暴力的なヘイトスピーチを黙認し続けている。
ヘイトスピーチは、当面の標的とする在日韓国・朝鮮人だけではなく、女性を敵視し、ウチナーンチュ、被差別部落の出身者、婚外子、社会が障害となっている人たち(いわゆる「障がい者」)、性的少数者などの、社会的少数者にも攻撃を加えてきた。彼らが攻撃する人々は、日本の戦後体制の中で、人格権や生存権を政策的に奪われたり無視されたりしてきた人々と、みごとに重なっている。この意味において、日本におけるヘイトスピーチは、戦後体制が政策的に作り出してきた差別そのものなのだ。
本質に立ち返って考えたい。ヘイトスピーチが傷つけるものとは何なのか、ということを。それは、在日韓国・朝鮮人だけではない。社会的少数派だけでもない。
ヘイトスピーチは、良心を持つあらゆる人々を傷つけるのだ。国籍も、民族も、性別も、出自も関係なく、すべての人間には普遍的な尊厳と人権があると考える人々の信念、そして、なによりも平和に生きようとする人々の精神に対して、言葉と物理的な暴力で憎悪を投げつけ、侮辱し、傷を負わせる。国際社会がこれまで長い苦しみの歴史の中で築いてきた、世界人権宣言にも謳われる普遍的な人権概念を攻撃し、その価値をあざ笑い、踏みにじる。
これが、ヘイトスピーチの本質なのだ。
だから、この暴力に対峙し、決然と対決することは、単なるマイノリティ集団の利益のための行動ではない。
また、一国の国内問題を解決するためのものでもない。
民族や国境の壁を超えて、人権の普遍的価値を擁護し、防衛する行動でもあるのだ。
それは、この日本社会にあっては、戦後体制によって市民的権利を剥奪されてきた人々の「市民として生きる権利」を希求する行動以外の何ものでもない。
ここであらためて確認し、明記しておく。
人間の涙の歴史を無に帰そうとする挑戦に、私たちは、決して屈しない。
ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク 「のりこえねっと」共同代表 一同
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■共同代表 (敬称略・五十音順)
石井ポンペ、上野千鶴子、宇都宮健児、雁屋哲、北原みのり、河野義行、佐高信、辛淑玉、鈴木邦男、高里鈴代、田中宏、田中優子、知花昌一、中沢けい、西田一美、前田朗、松岡徹、村山富市、リリアン・テルミ・ハタノ、若森資朗、和田春樹
■活動内容
「日本の公民権運動」共生社会を目指して
・ヘイトデモ対策
日本国内におけるレイシズムの実態の把握
情報の共有化及び、カウンター活動、 現場サポート
国内外の関係団体との連携
・ヘイトスピーチ対策
情報収集、サイト管理者への警告、告訴
差別禁止法の立法化活動
・エンパワーメント
全国学習会「グループ学習/e-ラーニング/遠隔学習(スカイプ使用)」
「ホームステイ、交流の場の設定」など。
マイノリティカウンセラー・リーダーの育成など。
・広報告知
反レイシズムの番組制作と放送
反レイシズムのポータルサイトとしてのWEBサイト運営
「反レイシズム宣言」(著名人も含む)メッセージのCM制作と拡散
■事務局体制
・事務局長1名 副事務局長2名、経理1名、司法担当2名、番組制作1名、WEB管理1名、学習会1名、
渉外などの担当2名、国際連帯などの部門ごとに担当。
・司法サポート
有志の弁護団 (現在、約100名)
・ボランティア体制
司法ボランティア:各弁護士と連携
その他:有志の方々
かなりアカデミックな、しっかりした組織ができたようだ。
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今年の2月くらいから、ようやく在特会などの排外主義、レイシズムを糾弾しヘイトデモにカウンターで対抗する動きが拡散して多くの人を取り込むようになってきていたが、しばき隊と同じく『仲良くしようぜ会』なども活動を終了し、先の『C.R.A.C.』に吸収合併という形になったのか、その辺はよくわからない。
私がデモに参加したり撮影したりし出したのは、今年の2月くらいからだったが、それ以前は在特会に興味があり、全国で繰り広げられる醜悪なデモや抗議などに関心をもって彼らの映像などを眺めていた。
本ブログで最初に「在特会」の名が出てきたのが、2010年5月17日のエントリーの中で、≪元門真市議会議員で「在特会」と闘っている戸田ひさよし氏≫という自ツイートの内容で、初めてタイトルで出てきたのが、2010年11月14日エントリーの■お行儀が悪いネトウヨの代表格「在特会」は公安と一体だった by 鈴木邦男だった。
一連の「ヘイト映像」の中で衝撃的だったのが、3年前に渋谷で行われた「生活保護に関する吉本興業に対する抗議」のビデオで、大声を出した老人を突き倒し、執拗に糾弾して警察が止めに入るでもない、というものだった。
その事件の流れが下記のブログでよくわかる。
■一人の老人に押し倒す殴る蹴るの集団暴行を加える在特会(追記×2)
また、2010年4月におきた、徳島県教組の書記局に押しかけ「売国奴」などと拡声器を使って誹謗中傷を繰り返した「徳島県教組業務妨害事件」だ。彼らは常に自分たちの活動の動画をYouTubeやニコニコ動画にアップしているが、その動画が元で逮捕されるケースが多い。この事件も警察が在特会側が撮影、公開した動画を分析して、7名を威力業務妨害などの容疑で逮捕し、参加した12名も書類送検されている。結局3名が有罪判決となっている。(参照)
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またまた、見るに聞くに堪えがたい酷いヘイト映像がある。「京都朝鮮学校襲撃事件」の時のものである。
参照
■京都朝鮮第一初級学校授業妨害事件
≪在特会メンバーら4人が威力業務妨害と侮辱罪などで起訴され、京都地裁で11年4月に有罪判決を受け、その後、全員の有罪が確定。一方、学校長(当時)も許可なく公園にサッカーゴールなどを設置したとして、都市公園法違反罪で略式起訴され10年9月に罰金10万円の略式命令を受けた。≫
■過激な暴力集団「在特会」から逮捕者続出
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この事件における裁判の一つで、今後の日本の「ヘイトスピーチ」に関して、大きな影響があるだろう判決が10月7日に東京地裁である。
■<ヘイトスピーチ>差別か表現の自由か 街宣訴訟7日判決
(毎日新聞 10月5日7時43分)
≪2009年12月に京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)の校門前で街頭宣伝をした「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の元メンバーらを相手取り、学校を運営する京都朝鮮学園(京都市右京区)が、学校の半径200メートル以内での街宣禁止と計3000万円の損害賠償を求めた民事裁判の判決が7日、京都地裁(橋詰均裁判長)で言い渡される。街宣活動がヘイトスピーチ(憎悪表現)にあたるかの法的判断を問う初の訴訟で、判決が注目される。≫
余談だが、ここで情報を取るときに気を付けなければならないのは、「ウィキペディア」に関してだ。
特に「在特会」が絡んだ内容では、その作成・編集に、かなり彼ら自身が関わっているようで、その内容が偏向しているケースが多い。
上記の「徳島県教組業務妨害事件」のウィキペディア情報も在特側に偏っているといえる。「京都朝鮮学校公園占用抗議事件」にしても明らかに在特会側に立って書かれていることがわかる。まだ下記の@ウィキの方が客観的にみられる。
■在特会・京都朝鮮学校襲撃事件(2009年12月4日)
最近、酷いと思ったのが「有田芳生」氏のウィキペディア記事で、写真からも「悪意」を感じる。
彼らが積極的に「工作」していることがよくわかる。
「ヘイトスピーチ」の記事の中でも、中立ではないものが含まれていると思える。
ネットの工作員などの中に在特会を支持する者たちが多い気がするのも、公安などの国家権力と結びついて活動しているのだろうと思える。
関連エントリー
■お行儀が悪いネトウヨの代表格「在特会」は公安と一体だった by 鈴木邦男
■週刊金曜日で鈴木邦男氏が証言した「在特会と公安警察は一体」というのがよくわかった、9.11新宿デモ逮捕劇!
■岩上安身氏 × 鈴木邦男氏 : 公安警察と右翼標榜団体(在特会)と読売が一緒に動いて脱原発デモのイメージダウン謀った!
■311以降、それまでの「デモ」に関する一般国民の認識が変わったため、国家権力が「在特会のヘイトデモ」を使って新たな「刷り込み」を作為している!
■掃溜め組織「在特会」をこれ以上のさばらせないためにも「民衆扇動罪」は絶対必要だ!
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この京都の「在特会・京都朝鮮学校襲撃事件」をきっかけとして、ネットの中でも反レイシズムが盛り上がってはいったが、一方で在特会などの行動を応援するようなネトウヨなどが増え、ネットの中を席巻していたようにも思う。
この辺のタイミングで反対するブログなどを立ち上げる方々もいて、代表的のものには『ここが変だよ在特会(仮)』などがある。
そして市民組織として「ヘイトスピーチに反対する会」が立ち上がり、「差別・排外主義に反対する連絡会」が、2011年7月には新宿で「差別・排外主義に反対するデモ」を行っている。
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その「元祖」とでもいえる「ヘイトスピーチに反対する会」と、新たにできた反レイシズムグループと折り合いが悪いようで、対立するようになってきているのが気になるところだ。
決定的になったのが、先日行われた「東京大行進」での事で、現地いてもよくはわからなかったが、それ以前からいろいろあるようだ。
その辺を、今回の「東京大行進」ではスタッフとして行動していた松沢呉一氏のフェイスブックの記事に詳しい。
≪「東京大行進」の集会回りで起きたゴタゴタについて、「内部のトラブル」「うちわもめ」と見ている人たちがいますが、まったくの誤解です。
しばき隊、プラカ隊など、新大久保のカウンターに対して、また、「東京大行進」に対してヘ会(「ヘイトスピーチに反対する会」)は一貫して誹謗中傷を続けてきた外部の妨害者でしかありません。なにしろ、主催のみならず、参加者までを愚弄する発言をしているくらいで。
http://togetter.com/li/548086
彼らはしばき隊やプラカ隊が始めたカウンター行動に便乗し(※)、かつしばき隊、プラカ隊を否定するために、新大久保で日の丸に?をつけて登場したことはあっても、内部ではありません。ただの迷惑な存在。
したがって、6.11の時とはまったく事情が違います。「誰でもどうぞ」の「原発やめろデモ」においては事実ヘ会は内部にいました。だからこそ、集会妨害までを招き、のちのちまでこの問題が尾を引き、次のトラブルを招くまで追い出すこともできなかったわけです。
しかし、今は単なる外部の妨害者ですから、ためらいなく追い出すまで。
彼らの特徴についてはこちらを参照。
「ヘサヨ」とは何か(わかりやすい解説)
http://togetter.com/li/514262
木野トシキはかつてヘ会周辺で活動していたこともあります。その時代は「内部」だったかもしれないけれど、今はヘ会を内部だなんて一切認めないでしょう。
※誰がどうカウンターをするのも自由ですけど、ここで便乗という言葉を使うには充分な理由があります。新大久保では地元への根回しや、時に謝罪に回っている人たちがいて、それによってカウンター行動は成立しています。しかし、その根回しにおいて、日の丸に?をつけるような人々の登場は想定していません。太極旗と日の丸を掲げ、オリンピック招致にも積極的に協力してきた街において、日の丸に?をつける行為がどうとらえられるのかを想像もせず、商店の話を聞くこともなく、住民の話を聞くこともなく、自分らの考えをゴリ押しするヘ会はただの便乗であり、闖入者でしかありません。それでも彼らがこちらの行動に対する直接の妨害をしていませんから、新大久保では放置していましたが、「東京大行進」においては妨害を開始した以上、放置はできませんでした。≫
■松沢呉一氏の別の記事
参照:
■ヘイトスピーチに反対する会による反差別カウンターへの言及
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まあ、「ヘイトスピーチに反対する会」が当日ビラを撒こうとしたら止められたとか、過日の「ヘイトスピーチに反対する会」の主催する勉強会で、勝手に録音して音源をネットで流されたと批判するなど、お互いに細かすぎるように思えるのだが…。
はっきり言ってしまえば、「ヘイトスピーチ」に対しては、反対を表明し具体的な運動なども展開して真っ先に闘ってきた先駆者としての自負があるのだろう。いち早く始め問題を解決してきたというプライドが、この流れを主導できないというイライラ感が募り、今の別組織の動きが苛立たしいものになっているのだろうと推察する。
ただ、第三者としては、反原発活動を長くやってきた左翼系運動体が、311以降の新しい市民の動きに歩調を合わせて活動し、特に官邸前抗議活動に関しては、一見だが、成功ノウハウというものが蓄積されているようにも思うのだが、こと、在特会などの差別撤廃に関しては、その教訓が活かされていないように思える。
その折り合いを付けられる団体が「差別・排外主義に反対する連絡会」のような気が、素人目にはするのだが…。
何ら、それぞれの組織の中味を知っているわけでもなく、誰が主体的に活動しどんな背景があるのかなど取材したわけでもないので、憶測や推察が多いことを踏まえていただくとして、ネットの表層的な情報と、その流れを見ながらの分析的でもないほぼ推察なので、要は全体の流れと動向などをザックリと掴んでいただくということがこのエントリーの主眼なので、あとは読者ご自身で判断していただきたい。
とにかく、この日本の恥さらし「ヘイトスピーカー」たちを一人でも多く更生させ、法律でも批准でも何でもいいから、ヘイトスピーチを一日でも早く止めさせる方向に向かうよう少しでも力になれたらと思う。
追加:
画期的な判決が下った!!!!!!
■在特会の街宣は「人種差別」=ヘイトスピーチと認定-賠償命令も・京都地裁
(時事通信2013/10/07-12:33)
京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)周辺での街宣活動で業務を妨害されたなどとして、学校を運営する
京都朝鮮学園(同市右京区)が「在日特権を許さない市民の会(在特会)」と関係者9人を相手取り、半径200メートル以内の街宣禁止と計3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、京都地裁であった。橋詰均裁判長は在特会の街宣は人種差別に当たるとし、同範囲内の街宣禁止と1226万円の支払いを命じた。
学校側は街宣をヘイトスピーチ(憎悪表現)と認定した上での賠償を請求。在特会側は街宣は表現の自由により保護されると主張していた。
橋詰裁判長は、「在特会の一連の行動は人種差別撤廃条約に盛り込まれた『人種差別』に当たる」と述べ、事実上ヘイトスピーチだと認めた。
原告側によると、ヘイトスピーチに対し、禁止や賠償の司法判断がされたのは初めて。
判決によると、関係者らは2009年12月~10年3月、同校周辺で3度にわたり「スパイの子ども」「朝鮮半島に帰れ」などと、拡声器で怒号を発するなどして授業を妨害。この様子を写した動画をインターネット上で公開したとされる。
参照:資料ブログ
■10/7「在特会に賠償命令 ヘイトスピーチは違法」報道スクラップ
■『C.R.A.C.4』HPより
判決:1226万円の損害賠償と学校周辺での街宣禁止
原告:学校法人京都朝鮮学園
被告:在特会(在日特権を許さない会)
西村斉
八木康洋
西村修平(主権回復を目指す会)
川東大了
荒巻靖彦
中谷辰一郎
美久(通称)
松本修一(通称ブレノ)
西村斉の父親
朝鮮学校襲撃事件に関しては、刑事裁判一審で以下の判決 が出ており、高裁で確定している。
威力業務妨害・侮辱(西村斉・荒巻靖彦・川東大了・中谷辰一郎)
器物損壊(川東大了)
建造物侵入・威力業務妨害(西村斉・荒巻靖彦・川東大了)
西村斉 懲役2年・執行猶予4年
荒巻靖彦・川東大了 懲役1年6月・執行猶予4年
中谷辰一郎 懲役1年・執行猶予4年
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