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【大リーグ】ドジャース、4年ぶりDS突破 意外性の男・ウリべが逆転2ラン2013年10月9日 紙面から ◇NLDS第4戦 ドジャース4−3ブレーブスLCS進出を決めたマッティングリー監督は、苦笑しつつ何度も首を振った。「クレージーだ。ポストシーズンってのは、本当にバカげたことが起きるもんだな…」。 2−3の8回無死二塁。フアン・ウリベ三塁手(34)は送りバントを立て続けにファウルし、あっという間に追い込まれた。サインはやむなくヒッティングに変更。ところが、カウント2−2から内角高めのスライダーを思い切り引っ張った打球は、左翼フェンス奥のブルペンに飛び込む逆転2ラン。打席で思わず万歳して打球を見守ったウリベは、太鼓腹を揺らし、ガッツポーズを繰り返しながらベースを一周した。 「信じられない。狙っていた球? 違う!!」。ヒーローは試合後、目を真っ赤にして語った。「右打ちを狙っていたから、変化球をじっくり見られたんだと思う。自分の仕事ができたという意味でも最高の瞬間だ」。2005年、ホワイトソックスでともにワールドシリーズ(WS)優勝を味わった井口資仁(現ロッテ)が「意外性の一発屋」と称した男の真骨頂だった。 中3日で緊急先発したエース左腕クレイトン・カーショー(25)も踏ん張った。4回は味方の拙守と暴投絡みで2失点したが、6イニング3安打2失点(自責0)と試合をつくり、「監督が行けと言えば、明日でも投げる」とキッパリ。ウリベの千金弾については「チームで一番好かれているヤツだから、本当によかった。死ぬほど愛してるよ」と大はしゃぎした。 これ以上ない形でのLCS進出。25年ぶりのWS制覇へ、弾みを付けた“本命”がばく進する。 PR情報
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