笑ってる場合ですよ!
テーマ:懐かしバラエティ大集合!当時フジテレビ全体が低迷時期で特に昼帯枠が低迷著しい時期だったので、改革を図るべく企画されたのが当時人気の漫才のタレントを多数出演メンバーに起用したバラエティ番組でした。
漫才ブームの仕掛け人の故・横澤彪氏がプロデュースし、スタジオアルタからの公開生放送!司会のB&B(島田洋七・洋八)、レギュラーのツービート(ビートたけし・きよし)や紳助・竜介(島田紳助・松本竜介)ら(いずれも後に土曜20時の「オレたちひょうきん族」に出演)、当時の若年層に人気のあった漫才・コントタレントが続々と登場し、フジテレビの看板ランチタイム番組に育てあげました。
なお、タイトルの由来は、上司が「今、フジテレビは笑っている場合じゃないだろ!!(当時視聴率が全般的に低迷していた)」と言ったことにヒントを得たとか。
B&Bの日替わりコーナーや他にも日替わりのコーナーも多数用意されていました。例えば・・・
月曜日/ザ・ぼんちの物まねグランプリ→「クイズグランプリ」形式で物まねをする。井手らっきょさんがこのコーナーで芸能界入りしました。末期は金曜に移動。最後の問題になるとフジテレビの三宅恵介氏が山本リンダの格好で♪ウダダウダダウダウダダ~この世は私の為にある~と歌いながら登場していました!
底抜けトンチ教室→NHKラジオ「とんち教室」と日テレ系の「底ぬけ脱線ゲーム」を合わせた様なコーナー。レギュラーメンバーと落語家が対決も数ヶ月で終了しました(泣)
火曜日/ツービートのロック&ブス→ビートたけしさんが足立区バンドをバックにロックナンバーを歌った後、勝ち抜きブス合戦(素人が登場しどちらがブスか競いあう・・・何てコーナーだよ!)に突入!当時物凄い人気の有ったコーナーだったとか!
きよし・邦子の栄養料理学入門→ビートきよしさんと栄養士の資格を持つ山田邦子さんの料理コーナー。
水曜日/紳竜の料理好きやねん→島田紳助さんが毎回玄人はだしの料理の腕前を披露!出来上がった料理をB&Bと共に御葉書を紹介しながら会食。
紳竜の肉体蟻地獄(挑戦コーナー)&葉書紹介
ヒップアップのザ・グレートショー(末期は水曜のみ演芸コーナーがなかった)
木曜日/春風亭小朝のちょっと教えて(雑学コーナー)→明石家さんまさんの「減点マネージャー」(NHKテレビの故・三波伸介さんの「減点パパ」のマネージャーとタレント版)
若妻の告白・私はだまされた(さんま、のりお・よしおによる模擬裁判、最末期は人生相談に)
金曜日/のりお・よしおのウグイス道場→のりお・よしおの「この男に愛の手を」
九十九一のクイズ&ゲーム→根暗バンザイ(視聴者参加のコーナー、イモ欽トリオも出演した。)
その他にも・・・
・日刊乾電池ニュース→劇団東京乾電池の主力メンバー(ベンガル、綾田俊樹、高田純次、小形雄二)とアイドルタレントだった大橋恵里子さんが演じる時事コント。主宰の柄本明さんやその夫人・角替和枝さんも時折出演した。
・お笑い君こそスターだ!→日テレ系の「お笑いスター誕生!!」を向こうに回した企画(『君こそスターだ!』自体、『スター誕生!』の対抗番組としてフジテレビで放送されていたもの。)。電話投票によって勝ち抜け。このコーナーからは山田邦子さん、ダウンタウンや、ザ・ホープ、ハイヒールモモコ、そのまんま東さん(現:東国原英夫氏、当時は「オスカル・メスカル」)、大川興業、斉藤ゆう子さん(現:斉藤祐子)、越前屋俵太さん、プリティ長嶋さん、ポップコーンといった人材を輩出しました!
・演芸コーナー→日替りで当時最も売れていたお笑い芸人が持ちネタを披露。
・あの人に聞け!→洋七さんの「人は見かけによらぬもの!聞いてみなけりゃ分からない!ワカマッチャ~!」のフレーズで始まるクイズコーナー(「ワカマッチャ~」は、「バカ!」「ブリブリっ子だよ!」となる事もあった)。洋八さんがアルタ前に出向き、通行人を掴まえて洋七さんがその人に色々と質問。それがそのままクイズとなったもの。解答者は曜日別レギュラー・東京乾電池メンバー・ゲストが務めました。
しかし末期の'82年4月以降はB&Bが総合司会から外れ、各曜日別司会・レギュラーになりました。
月曜日がB&B、太平サブロー・シロー。火曜日がツービート、山田邦子さん。水曜日が紳助・竜介、ヒップアップ。木曜日が明石家さんまさん、のりお・よしお。金曜日がザ・ぼんち、九十九一さんが担当しました。
しかし、中高生が学校を無断で欠席してスタジオ見学に来たことが問題となったほか番組のマンネリ化も顕著となり、これらが引き金となり'82年10月1日をもって打ち切りという形で番組の幕は閉じました(泣)
個人的には大好きな番組でしたね~!当時正午になるとソワソワして学校の教室の机の隅っこにテレビ型の鉛筆削りを置いて正午になると一人で「せぇ~のぉ!笑ってる場合ですよ!」と独り言を言って先生に怒られたっけ・・・(泣)
学校が休みの時は夢中になって観ていましたねぇ~!まさか終了するとは夢にも思いませんでした・・・。最初後釜にそれまで"夜の人"のイメージが強かったタモリさんを司会に起用した「笑っていいとも!」を放送するとは夢にも思いませんでした。「何でタモリ?」と思いましたよ・・・。
皆様は「笑っていいとも!」の前番組を憶えていますでしょうか?
懐かしのオープニング画面!「せぇ~のぉ!笑ってる場合ですよ!」というセリフが頭にこびり付いて離れない・・・(泣)/(C)フジテレビ
懐かしの「笑ってる場合ですよ!」の映像をどうぞ!(一部携帯電話からは御視聴頂けません)後の「オレたちひょうきん族」にも通じるお笑い番組でしたね!/(C)フジテレビ
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1 ■懐かしいです。
この当時は小学生で当時学校の教室のテレビを勝ってに電源を入れて観た記憶があります。その後先生に怒られました。