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【グラニュース】


“ラスト”ピクシー 満員でお別れ

2013年10月9日 紙面から

 サヨナラ・ピクシーの動きが本格化してきた。名古屋グランパスの今季ホーム最終戦となる11月30日の甲府戦(豊田ス)の前売りチケットがストイコビッチ監督の退任発表以来、飛ぶように売れている。甲府戦は多くのサポーターがレジェンドとの別れを惜しむ、特別な試合になりそうだ。

 サポーターの反応は敏感だ。3日にストイコビッチ監督の今季限りでの退任が発表されて以降、わずか5日で甲府戦のチケットが驚異的ペースの売れ行きを示している。

 2カ月近く先の試合だというのに一挙に約3000枚が新たに売れ、1万3000枚に達した。ちなみに同じ豊田スタジアムで10月27日に開催される大宮戦のチケットは、最近1週間で数百枚売れた程度だ。

 関係者は「明らかに監督の影響でしょう。このままのペースなら満員ですよ」と語る。豊田スタジアムでの公式戦過去最多の入場者数は02年11月30日磐田戦の3万5617人。ちょうど11年前の記録を軽く上回りそうな勢いだ。

 ホーム最終戦では例年、監督が試合後サポーターへあいさつする。今年もストイコビッチ監督がマイクの前に立つ。日本を離れる前に、ピクシーがどんな言葉でグランパスへの思い、日本への思いを口にするのか。グランパスのファンならずとも注目の舞台。最後は選手とともにグラウンドを一周する見通しだ。

 ピクシーの就任初年度から在籍しているMF小川は「クラブに多大な功績があった人。ボクらも監督のホーム最終戦をモチベーションにしないと」と気合を込める。選手、サポーターが一体となった盛大なお別れ会で、レジェンドが区切りを迎える。 (木村尚公)

 

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