DDTのゴールデンスター・飯伏幸太(31)が7日、新日本プロレスとも選手契約を結び、史上初の「2団体所属選手」となった。飯伏は7日付でDDTと3年契約、新日プロと単年契約を結び両団体を股にかけた活動を行う。スター育成に向けた両団体の協力態勢が構築されたことで前代未聞の“二刀流”が誕生した。
異例のダブル所属選手誕生の経緯は今年9月、新日プロ・菅林直樹会長(当時社長)がDDT側に完全移籍を打診したことに端を発する。
だが飯伏が「DDTが大好きなので」と固辞したことで難航。これに新日プロ側が折衷案を提示し、DDTの高木三四郎社長が「(飯伏を)業界全体で押し上げていくスターにしなきゃいけない」と理解を示した。飯伏も「プロレスを広めたいし、少しでもプロレス界のためになるのであれば」と決断に至った。
飯伏はDDTと3年、新日プロと1年の契約を結んだ。今後はDDTにほぼフル参戦し、新日プロにはビッグマッチを中心に限定参戦していく。また新日プロ側とも年俸制の契約形態に変化する。両団体の友好関係を差し引いても特例的扱いで、2009年から飯伏を参戦させていた新日プロの評価の高さがうかがえる。
飯伏自身にとっても、大きな転機到来だ。飯伏の代名詞といえば鮮やかな空中殺法+破天荒なファイトスタイル。これには「プロレスを初めて見る人に分かりやすいというか、入り口のような役割を果たせればいい」という自身のリスクを度外視した使命感が込められる。
とはいえ飯伏も今や31歳。「このスタイルで何年できるか分からない」と思い至り、自身が全盛のうちに戦いの場を広げることで「結果としてジャンルが上がれば」と、両団体に身をささげることを決めたという。
そんな立派な決意とは裏腹に、前日は深夜4時までゲームに没頭していたため寝坊し、会見に35分も遅刻する大失態をやらかした。選手としては一流だが私生活における人間性は真逆…。そのため万が一の不祥事発覚の場合は両団体がダブルで責任を負うことになる。
だが、そこだけに目をつぶれば飯伏がプロレス界全体の至宝となる可能性は大。史上初の両団体公認の二重契約選手として期待が集まる。
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