UPDATE 2-中国の9月サービス部門PMI指数は52.4に低下、新規受注が低迷=HSBC

2013年 10月 8日 16:19 JST
 
記事を印刷する |
  • Mixiチェック

(内容を追加しました)

[北京 8日 ロイター] - マークイット/HSBCが発表した9月の中国サービス部門購買部担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は52.4で、前月の52.8から低下した。新規受注が低迷した。

同指数は50が景気の拡大・縮小の節目を示す。依然として50を上回っているものの、景気回復は緩慢なものにとどまる可能性を示唆している。

HSBCは声明で「5カ月ぶり高水準だった8月と比べて景況感は悪化した。調査開始後約8年のうちで2番目に低い水準だ」と指摘した。

ビジネスの先行き見通しが大きく弱含み、サブ指数は8月の62から9月は58.7に低下。今後1年で状況は改善する見込みだが、需要が低迷しているとの回答が見受けられた。

中国国家統計局が3日に発表した9月の中国非製造業PMIは55.4となり、8月の53.9から上昇したほか、3月以来の高水準になったのとは対照的な内容となった。

マークイット/HSBCの調査対象をみると、比較的小規模な民営企業の割合が高く、比較的大規模な国有企業に偏重している当局の調査と異なる結果が出たことは景気の回復度合いが二極化している可能性を示している。

9月のマークイット/HSBCサービス部門PMIを見ると、回答企業は顧客の需要が低迷していると指摘。

サービス部門は、世界経済減速の影響を製造部門に比べてこれまでのところうまく乗り切っており、特に中国政府が内需拡大を目指す中、中国経済における重要性が増している。2012年には中国国内総生産(GDP)の約45%を占め、最も多くの雇用を抱える部門となっている。

 
 
写真

日銀総裁発言、波紋広げる

日銀総裁が「異次元緩和」の時間軸強化に向け、事前準備を始めたのではないかとの思惑が市場関係者らの一部で浮上。
  記事の全文 | 特集ページ 

注目の商品

外国為替フォーラム

外国為替

  • ドル/円
  • ユーロ/円

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真

強制避難の通達を知った当時102歳の男性は、故郷の美しい福島・飯舘村での死を選んだ。  記事の全文 | スライドショー 

外国為替フォーラム

写真
103円台かそれ以上
102円台
101円台
100円台
99円台
98円台
97円台
96円台
95円台
94円台
93円台かそれ以下
*統計に基づく世論調査ではありません。