10年物価連動国債入札:最低落札価格は102円55銭が有力-予想中央値
10月8日(ブルームバーグ):この日実施の10年物価連動国債(17回債、10月発行)の入札に関して、市場参加者の間で最低落札価格(足切り価格)は102円55銭が有力視されている。入札結果発表は午後零時45分。
新発10年物価連動国債の最低落札価格について、ブルームバーグ・ニュースがプライマリーディーラー11社に聞き取り調査したところ、2社ずつが102円55銭、103円00銭と回答し、最も多かった。次いで1社ずつが103円15銭、102円85銭、102円65銭、102円50銭、102円30銭、102円10銭、101円70銭と回答した。これらを集計した結果、予想中央値は102円55銭となった。
財務省はこの日の午前、10年物価連動国債の価格競争入札を実施した。2008年10月に発行を停止して以来の入札で、今回から元本保証となる。表面利率(クーポン)は0.1%。発行額は3000億円程度。発行日は10月10日、償還日は2023年9月10日。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 池田祐美 yikeda4@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/08 12:15 JSTニュース一覧
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