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横浜、延長で桐蔭破る

川崎対決は桐光に軍配

   夏の高校野球神奈川大会12日目の二十七日、準々決勝4試合が行われた。今春の選抜出場校同士の対戦となった横浜−桐蔭学園は、横浜が八回、1番荒波翔選手の三塁打などで同点とし延長十二回、3番佐藤俊司選手の中前打などで勝ち越し。エース成瀬善久投手が十二回を完投、三時間十五分にわたる熱戦に終止符を打った。桐蔭学園は初回、一年生の4番望月昭成選手の右越え2点本塁打で先制したが、追加点を奪えず、我慢の投球を続けていたエース平野貴志投手を救えなかった。

   川崎勢同士の対戦となった川崎工−桐光学園は2点を追う桐光学園が八回、相手の失策などから3点を奪い逆転。プロ注目の好投手内竜也投手を中心に勝ち進んだ公立の川崎工を振り切った。

   東海大相模は先発の二年生堀内久大投手らが藤沢翔陵に三塁を踏ませない安定した投球で完封リレー。横浜商大は6番河西友輔選手の3安打など13安打を集め、厚木北を下した。

   準決勝は二十九日、横浜スタジアムで、東海大相模−横浜、横浜商大−桐光学園の顔合わせで行われる。

(2003年7月28日)


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