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貧困家庭の子に学習費を 弁護士が4億円投じ基金設立へ

写真:「競争より共生。子どもたちの希望をつなぎたい」と話す山田庸男弁護士=大阪市北区拡大「競争より共生。子どもたちの希望をつなぎたい」と話す山田庸男弁護士=大阪市北区

 【中塚久美子】貧困家庭の子どもたちの学習費を支援するため、元大阪弁護士会長の山田庸男(つねお)弁護士(69)が個人資産4億円を投じて基金を設立する。貧しさのため十分に学べず、大人になっても困窮する「貧困の連鎖」を断ち切るのに役立てたいという。来春スタートを目指す。

 山田弁護士は1970年に大阪弁護士会に登録。水害訴訟や株主代表訴訟に携わったほか、破綻(はたん)した銀行の管財人などを務めてきた。2007年には同弁護士会の会長に。この40年余りの活動でためた資金で今月中に「梅ケ枝(うめがえ)中央きずな基金」を設立。運用益を支援に充てる。

 塾代など進学に向けた費用が十分に出せない一人親家庭などで育つ大阪府内の中高生が対象。1人年30万〜50万円の支給を検討している。虐待を受けて保護されるなどした児童養護施設の子どもや、文化・芸術やスポーツの面で実力のある子どもも対象とする。

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