大津市で自殺した中2男子生徒がいじめを受けていた問題をめぐり、タレントのデヴィ夫人のブログに無断で顔写真を掲載され「加害少年の母親と誤解された」として、宝塚市のスタイリストの女性がデヴィ夫人に慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第5回口頭弁論が8日、神戸地裁で開かれた。工藤涼二裁判長は両者に和解を勧告した。
具体的な和解案は11月ごろまでに提示するといい、原告側はあらためて「謝罪と訂正を求めたい」と主張。デヴィ夫人の代理人弁護士は「夫人の意向を確認する必要がある」とした。
この日は原告女性の尋問があり、「(ブログ掲載以降)90%近く仕事が減った上、周囲の視線が気になり、外に出るのがおっくうになった」と発言。夫人に対しては「有名人としての立場を考え、分別ある行動を取ってほしい」と訴えた。
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