拳銃など保管指示の疑いで逮捕10月07日 12時34分
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大阪・生野区のトランクルームから、拳銃やダイナマイトなど大量の武器が見つかった事件で、警察は、山口組系の暴力団幹部が、すでに逮捕・起訴された男らに拳銃などを保管するよう指示していた疑いが強まったとして、新たに逮捕しました。調べに対し幹部は黙秘しているということです。
逮捕されたのは、東大阪市に本部がある山口組系の暴力団「極心連合会」の幹部、田口義洋容疑者（６５）です。警察の調べによりますと、田口容疑者は９月、大阪・生野区のレンタルのトランクルームの１室に、自動式の拳銃１丁と実弾を保管していたとして銃刀法違反の疑いが持たれています。
トランクルームからは、拳銃７丁と実弾約５００発、それにダイナマイト２１本が見つかり、これまでに大阪の男ら４人が逮捕・起訴されています。その後の調べで４人が、「田口容疑者から拳銃を預かった」などと供述したということです。
警察は、暴力団が武器を隠すための倉庫としてトランクルームを使っていたとみて調べています。
警察によりますと、調べに対し田口容疑者は黙秘しているということです。