坪井久夫

震災後初めてのお客さんを迎えました!

毎年夏は「都路灯まつり」が開かれています。
震災前は、そのお祭りに合わせて、川崎、横浜のほうからお客さんを招待し、
1泊2日で交流会を行っていました。
みなさん私の作ったお米や野菜を食べてくれていたお客さんたちです。

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「灯まつり」

わが家での長期宿泊(3か月)が8月1日から許可されたので、
3年ぶりにわが家での交流会を再開することに決めました。
震災前まで、私のお米と野菜を食べてくれていた人たちや、震災を機に知り合った方など、
わが家にたくさん遊びに来てくれました。
こんなに早くお客さんが来てくれるとは感無量です。
お客さんと行った「灯まつり」での竹灯ろうの灯も胸にしみる光でした。

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竹灯ろうに思いを込めています。

130830_T03.jpg「灯まつり」の後は、わが家で大宴会。
自宅にみんなで宿泊できるので、思う存分、私が作ったお野菜とお酒を夜遅くまで楽しみました。

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震災後初めて、お客さんをわが家へ迎え、
全員で会食をしながら夜遅くまで親睦を深めました。

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川崎、横浜からの皆さんです。
今回はマイカーで来てくれました。

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皆さんと久しぶりに会って楽しいひととき。「ハイ、カンパーイ!!」

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ジャガイモ収穫体験で…、
今年はジャガイモが大きく育っているので掘るのが楽しいです。

翌朝は良い天候に恵まれ、野菜の収穫体験をしてもらいました。
ジャガイモも大きく育ち、土の中からゴロゴロと出てくる出てくる…。

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大きなジャガイモを持って、ハイポーズ。

その様子にはお客さんも喜んでくれたし、
私自身も本当に良かったとホッとし、嬉しかったです。
秋の稲刈りにも来てくれると言ってもらい、今からとても楽しみです。

坪井久夫
 

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除染が終了となる

私の暮らす地域では、昨年7月より除染がスタートして、
今年7月いっぱいにて完了となりました。
除染に携わった方々には本当にお世話になりました。
荒れ果てていた田畑など、とてもきれいになりました。
今年は作付けが出来るようになり、稲・野菜の生育も順調です。
しかし、今後はイノシシ対策が益々心配です。

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除染が終わりみんなで記念写真を撮りました。

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今年作付けしなかった水田の除草をかねて耕起をしています。

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ミニバックホーンで堀上をして、排水管理をしています。

今年は梅雨の長雨もなく、「やませ」もなかったのでイネの生育も順調です。
秋の収穫は・・・イノシシに負けなければ、良い成果が出る事でしょう。

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イノシシの防護に電牧棚も設置しました。

きゅうり、ナス、セロリ、トマトも多品種。

130725_08.jpgその他にも色々作付けしました。
今年のジャガイモはすごく美味しいです。

130725_09.jpg大きくて沢山できました。
行政局、普及所で線量を計ってもらい出ませんでした。
安心です!!


灯まつり


年行事の灯まつりが8月3日に開催されます。
竹筒、1万本にローソクの灯が灯ります。
災害後初めて、関東からのお客さんが、灯まつり見学と野菜の収穫体験に来ます。
皆さんにお会いできるのが、今から楽しみです。

130725_10.jpg坪井久夫
 

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3年ぶりの田植え

震災後、福島原発から20キロ圏内の
旧警戒区域(現在は避難指示解除準備区域)で初めて、
作付けができるようになりました。
この地域での除染作業が終わり、去年の試験的な栽培で安全が確認されたので、
国から作付けの制限が解除されました。さらに出来上がったら全袋検査も受けます。

130529_01.JPG私達の地区で作付けをするのは、64戸の農家のうち私を含め3戸だけです。
いろいろと不安はありますが、私のお米を待ってくれる方の支えと、
前に進みたいという思いで作付けを決めました。
今回、2.5ha程の田んぼに食用米でミルキークィーン、
備蓄米にひとめぼれ、チヨニシキを作付けしました。震災前の半分です。
3年ぶりの田植え。晴天にも恵まれ、大きな一歩を踏みしめた感じで
とてもうれしい日を迎える事ができました。

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取材を受ける私

旧警戒区域で初めての作付けとあって、
報道関係の方が多数来て、そして何と言っても田村署の5名の警察官が、
非番を利用して田植えの手伝いに駆けつけてくれました。
いつもはこの地域をパトロールしてくれている方たちで、
以前、巡回で私の家を訪れた際に田植えの事をお話したら、
「ぜひ手伝わせてほしい!」とおっしゃってくださりました。
うれしかったです。
また、震災前に自分の米を食べてくれていたお客様も
仙台から手伝いに来てくれた事が大変うれしかったです。

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そしてお昼には警察官の方が、豚汁と焼きそばを作ってくれました。
とてもおいしく、自宅の前の庭で、みんなでいただきました。

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長男は郡山から手伝いに来てくれた。

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田村署員にもお手伝いいただきました。
田植機での田植えもやっています。

130529_10.jpg仙台から田植えの応援に。田植機にも乗って体験です。
(震災前、我が家のお米を食べていたお客さんです。)

130529_11.jpg田んぼに素足で入って田植えをしてくれました。

130529_12.jpg メディアの方々が多数取材に・・・

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田植えの前なのにイノシシが田んぼの中に入る。
早く対策を取らねば負けてしまいそう!

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次男も翌日、休みを利用して手伝いに来てくれた。

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お客さんと家族みんながそろい、お昼ご飯を食べています。

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これからは毎日の水の管理やイノシシ対策に奔走します。
またイネの成長具合もお知らせいたします。

坪井久夫

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農作業開始!!

大変ご無沙汰してしまいました。
うれしいお知らせをさせていただきます。
震災後初めて、米や野菜の作付け許可が出ました。
旧警戒区域内では、田村市都路町3戸だけが作付けするとか・・・
我が家は今までの半分位2.5haほど、イノシシと戦いながら作付けします。
2年間のブランクは、身体にも作業にも大変なことです。
仮設よりの通勤農業は何かと大変ですが、好きな農業が出来ることで頑張ることができます。
また近々、その作業の様子をブログでお知らせいたします。

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3月下旬の自宅前

今年もきれいに咲きました。
一番先に咲く福寿草、福が沢山やって来てほしいと願いながら・・・いっぱい増えてほしいと。

祝還暦
 

130515_02.jpg130515_03.jpg子供、孫達が全員集合でにぎやかに祝ってくれました。

130515_04.jpg4月末、桜の花に雪が積もりました。
平成21年も同じ風景を見た気がします。
今頃ちょっとおかしいネ。

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鯉のぼりが五月の空を泳いでいます。
スイセンの花は何もしなくても咲いてくれました。

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ハム工房都路  船引で新店舗開店


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震災前は都路にあったお店でした。
震災の影響により、現在、都路町の店舗での営業は中止されています。

130515_08.jpg4月27日、船引町のメイン通りに新店舗がオープンしました。

初節句


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三男の息子(私の孫)が初節句を迎えました。
初めて、我が家で両家がそろってみんなでお祝いしました。

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3年ぶりに水稲の種まき


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農業を初めてやるような・・・!
ハウスの回りを除染したりビニールを新しく交換したり、
仮設から通いながら育苗などの農作業は疲れます。
でもその分喜びも大きいです。
楽しみながらやって行こうと思っています。

坪井久夫

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震災から初めての我が家でのお正月

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年の4月に自宅がある地区が避難指示解除準備区域になり、
日中だけ自宅へ戻ることが出来るようになりました。
4月から野菜の試験栽培を始め、色々な野菜を作付けし検査をしてもらいました。
結果はND(不検出)で安心して食べられることが分かりほっとしています。

昨年は三男の結婚式や、長男の家の新築などと続き、本当に充実感のある1年でした。

年末年始は、国から5泊6日(29日~1月3日)の宿泊許可がおりました。
震災後、自宅で初めての宿泊です。
2年ぶりに自宅で落ち着いた新年を迎えることが出来ました。

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20キロ圏内での除染(小滝沢地区)農地除染トラクターチームです。
除染作業が無事に終了しました。

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三男の子供のお宮参り(郡山市開成山大神宮)6人目の孫です。

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長男の子供の1歳の誕生日のお祝いです。
誕生日前に歩いたため、一升餅を背負って歩いている様子。

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自宅の神棚の前で。願いを込めて・・・。

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大晦日、息子と三人で年越し。
今までは賑やかに年越しを行って来ましたが淋しくなるばかりです。

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近くのお寺(圓寿寺)の除夜の鐘を突いているところです。
今年はまだ戻っている人が少なく淋しかったです。

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お正月には子供、孫たち全員が集まりました。
大変嬉しい年の初めになりました。

今回、合子地区では我が家だけ自宅でお正月を迎えました。
他の方々は今年も仮設住宅でのお正月となりました。                    


坪井久夫

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除染作業も最後の追い込みに!

現在、田村市の福島第一原発から20㎞圏内の区域で、除染作業員は1000人以上もいるとか。
私も月曜から土曜、朝7:30から夕方4:30まで除染作業をしています。
雪が降る前に終了できるようにと皆で頑張っております。
あるお宅のお子さんが、家の前に除染作業に携わる人たちをねぎらうメッセージを書いてくれていいました。
心がなごみました。大変な作業も「頑張ろう!」を合い言葉に毎日励んでいます。

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都路中学校にて朝礼の様子です。
後ろにある建物は作業者用の仮設宿泊所です。

121120_02.jpg自宅の屋根の除染を行っている所です。

自宅の前の水田、草が伸びていてすごかった所がきれいになりすごく気持ちがいいです。

121120_03.jpg荒れないように耕して黄金色の収穫を迎えたいですね。

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20㎞~30㎞圏内(道ノ内地内)の除染工事用の事務所。

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天皇皇后両陛下 隣村(川内村)にお見えになった時の都路町内。皆で旗を振っている所です。

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10月下旬、三男に子供が誕生しました。


 坪井久夫

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本格的な除染の始まり

7月27日より国が直轄で行う初の除染。
田村市都路町での作業も9月に入り作業員も500名程の人達で毎回暑い中での作業を行っています。
住宅は10月頃から始める予定とか・・・。

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自宅前の花がきれいに咲いてくれました。
今夏は雨が少なくて水やりが大変でした。

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お墓の除染はお盆までに終了したので、墓石も補修して、家族そろって久しぶりにお墓参りができました。

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私たちの地区で除染作業をしている所です。
草刈機・トラクター等で草刈り、それを集めて粉砕機へ入れて袋詰めの作業をしています。

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JAからの依頼で、20㎞圏内で5カ所に試験栽培ほ場を作り、10数種類の野菜を作付けして、セシウムの検査をします。
個人的にも作付けして検査をしていただくので、これで一歩前に進めるかと・・・。

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田村市のイベントがあり家族で参加。
あいにく雨が降りましたが、孫たちの満足な顔を見てホッとして疲れも飛んじゃいます。

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8月13日に東京でレストランを営んでいる若いスタッフが休みを返上して私達の仮設に来てくれました。
去年から何度も来てくれて顔見知りの人も。
閉店後に寝ないで作ったお菓子とお茶を準備して来てくれた方々に感謝です。
親身になって話を聞いていただき、仮設の皆さんとも顔を合わせ、本当にホッとする時間でした。


坪井久夫

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いよいよ除染スタート

7月27日、国が直轄で行う初の本格的な除染作業が田村市都路町で始まりました。
お盆が近いため、お墓参りができるようにと最初はお墓と神社から・・・。
暑い中で地元の人達も作業に参加し大変でしたがきれいになりました。
本格的な除染はお盆過ぎからだと思います。

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草ぼうぼうの所がこんなにきれいになりました。

でも昨年の地震で墓石が倒れたまま。除染が終わりしだい補修の予定です。

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神社の入口もきれいになり、除染をした時の草などは1t入りの袋に入れて仮置場へ。
27日には中型バス2台で報道人が取材に来ました。

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郡山市での地鎮祭

将来は我が家を見守ってくれるはずだった長男夫婦ですが、
あまりにも福島第一原発に近い家なので・・・
子供たちのことを考え、郡山に土地を求め新築する運びとなり、地鎮祭を行いました。

息子(三男)の結婚式・・・7月はお祝いが重なり大変。でも、幸せいっぱいです。

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120809_08.jpg試験的に作付けした野菜も収穫時期になりました。

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先日、放射性物質の検査をしていただき、
結果は1㎏当たり100ベクレルまでなら大丈夫と言われる所、
我が家の値は1.1ベクレルで安心して食べられます。
これからも何度も放射線量を測りながら、
皆さんに安心して食べていただけるものを作っていきたいです。

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トウモロコシの出来は、害虫に集中攻撃を受け、
虫の被害を受けなかったものが1本もないくらいでした。
先日、JAから野菜の試験栽培の委託を受け、秋野菜を作付けする事になりました。

これからブログでその事も順次発信したいと思います。

坪井久夫

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一歩前進!

先週、除染についての説明が環境省よりありました。
各自宅へ訪問して家の中や気になる所の放射線量を計ったり、除染の方法について説明がありましたが、
自分達の意見や希望は通らず、結局は国からの押しつけといった感じがしたのが残念です。
でもこれで一歩前進!7月中旬頃より始まる予定です。
一日も早く除染を望みます。

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自宅の玄関脇にバラが咲き、花を見て気持ちも明るくなりました。

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  「会津の観音様へ・・・」

120702_T03.jpg震災前は9人家族で生活をしていた母が、今はそれぞれの理由で1人で生活をしています。
そんな寂しい生活をしている母を連れ、会津の観音様へお参りに1泊2日で出かけました。
天気にも恵まれ観音様もたくさん回り、さくらんぼ狩り、アヤメ園も観賞。
ちょっと親孝行ができました。

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「野菜の成長が楽しみ」

少しだけでも作付けを・・・と思い、トマト、ナス、ピーマン、きゅうり、スイカ、メロン、
トウモロコシ、ニラ、キクと多品種を試験的に植えていましたが、だいぶ成長がみられます。

自宅のある場所は、避難指示解除準備区域となり、宿泊はできませんが自由に出入りできるようになりました。
野菜の成長が確認できるので、自宅に戻るのが楽しみになりました。

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「ラベンダー観賞」

先日、田村市滝根町のあぶくま洞に、ラベンダーを見に友達と行きました。早系ラベンダーが見頃になっています。
近くには鍾乳洞、星の村天文台、プラネタリューム館があります。
花の香りの中、摘み取りもして部屋の中もラベンダーの香りがいっぱいです。

坪井久夫

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『早く元の生活にもどりたい!!』

この度、「現地発、明日へブログ」に参加させていただくことになりました、都路町の坪井です。
現在は、田村市船引にある仮設住宅で避難生活を送っています。
震災前までは「安心して食べられる物」を都会の人たちと交流をしながら、
米・野菜・山菜など「ふるさと便」を届けていました。夏には町のイベントに合わせて、
お客さんに来てもらい、野菜の収穫体験、地域の人たちとの交流会、
そして、秋には収穫が終わり農閉期には都会の方へ出かけて、反省会をかねてのお食事会で親交を深めて来ました。

でも、昨年の震災、原発事故のため、いつになったら元に戻れるのか?
今は早く元の生活に戻りたく、家の掃除や花の手入れ等、花をいっぱい植えてお客さんに見に来ていただけるよう、
そしてゆっくりと語り合える場所を作って行きたいと思っています。

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私が住む仮設住宅

ここの仮設住宅には、福島第一原発から20㎞圏内の36世帯が生活しています。
皆、顔見知りの人達で助け合って生活しています。 

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自宅前のスイセン

昨年は自宅に帰れず見ることができませんでしたが、今年は草の中でもみごとな花を咲かせてくれました。

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自宅前のカキツバタが今年もきれいに咲いてくれました。

120613_004.jpg自分で除染をしてハウスの中に野菜を作付けしました。

120613_005.jpg試験田

昨年秋にモデル除染を行った地域に試験田に田植えを行いました。
今後、このブログで野菜やイネの成長の様子を報告していきたいと思います。

坪井久夫






 

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