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個人情報の不正引き出しで懲戒処分
10月7日 20時52分

個人情報の不正引き出しで懲戒処分
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千葉県船橋市の職員が職場の端末を使って市民の個人情報を不正に引き出し、知人に漏らしたとして、停職3か月などの懲戒処分を受けました。

これは船橋市の松戸徹市長が記者会見して明らかにしたものです。それによりますと、船橋市環境部の45歳の係長級の男性職員が、職場にある住民基本台帳システムの端末を使って、市内の女性の個人情報を不正に閲覧し、知人などに漏らしていたということです。市の調査に対し、この職員は「やってはいけないことだと分かっていたが、女性に好意を抱いていて、魔が差してしまった。申し訳ない」と話していて、市は7日付けで停職3か月と降格の懲戒処分にしました。
また、職員の上司に当たる課長と部長の2人も訓告の処分を受けました。
船橋市では、去年12月、市民税課の非常勤職員が職場の端末を使って引き出した個人情報を探偵に漏らし現金を受け取っていたとして懲戒免職になっていて、再発防止の取り組みとして、情報管理の職員研修などを進めていました。松戸市長は会見で「被害者や市民の皆様におわび申し上げるとともに、新たな再発防止策を講じていきたい」と話しています。

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