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2013年10月1日(火) 東奥日報 ニュース



■ 原子力政策に不可欠/大間原発フルMOX

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 1日で工事再開から1年を迎えた大間原発は、通常のウラン燃料も使用できるが、全炉心でMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料を使うフルMOX発電が特徴。他の原発よりも、プルトニウムを3〜4倍多く消費することができる。京都大学原子炉実験所の山名元(はじむ)教授は、海外から指摘されている余剰プルトニウム問題などの解消に向け、フルMOXである大間原発の存在は大きい─と指摘する。

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 山名氏はまた、「(使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す)六ケ所再処理工場を今後どう動かすのか、中間貯蔵施設がどのくらいできるのか、原発がどれくらい再稼働するのか─そういう問題を国として考えないといけないときに、大間の存在は(考え方に)幅ができる」と続けた。

 安倍政権は、原子力比率を将来的に下げる意向を示している。山名氏は「古い炉(原発)を早めに廃炉にしながら、むしろ新しい炉で安全性を確保していくことが大事だ」と述べ、最新の技術と知見を取り入れる大間原発の必要性に言及した。

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