【堀井正明】宇都宮市中心部のオリオン通りに近い市立中央小学校で、全国でも珍しい「紅茶部」が誕生した。同市は2010、11年発表の総務省調査で1世帯当たりの紅茶消費量日本一。楽しみながら本格的な紅茶のいれ方を学ぶ活動は自分たちが住む町を知り、おもてなしの心を育む狙いもある。
「おいしーい」。自分たちでいれた紅茶を飲んだ子どもたちが歓声を上げた。中央小学校で2日放課後にあった「紅茶部誕生式」。会場の家庭科室は紅茶のいい香りにつつまれた。
大町秀夫校長は「小学校の紅茶部はおそらく全国でも初めての活動」とあいさつ。1〜6年生の20人と保護者らがオリオン通りの紅茶専門店「Y’s tea(ワイズ・ティー)」の根本泰昌さん(39)から紅茶のいれ方を学んだ。
初代部長に選ばれた6年生の矢古宇(やこう)里菜さん(12)は「とてもいい経験ができた。もっといろんな紅茶を知りたい」と語った。初めて紅茶をいれたという3年生の稲見碧羽(あおは)さん(8)は「思っていたより簡単だった。教えてもらった通りに空気と一緒にすすると、口いっぱいに香りが広がった」と笑顔で話した。