10月7日の共同通信は,”
街宣は人種差別と賠償命令、京都 在特会ヘイトスピーチ、初判決
朝鮮学校の周辺で街頭宣伝し、ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる差別的な発言を繰り返して授業を妨害したとして、学校法人京都朝鮮学園が「在日特権を許さない市民の会」(在特会)などを訴えた訴訟の判決で、京都地裁(橋詰裁判長)は7日、街宣禁止と1200万円の賠償を命じた。
橋詰裁判長は、在特会側が実施した街宣と、一連の行動を動画で撮影しインターネットで公開した行為について「(日本も批准する)人種差別撤廃条約で定めた人種差別に当たり、違法だ」と指摘した。
原告弁護団によると、特定の人種や民族への差別や憎しみをあおり立てるヘイトスピーチ訴訟の判決は初めて。”と報道した(リンクは
こちら)。
「
(日本も批准する)人種差別撤廃条約で定めた人種差別に当たり、違法だ」とあるが、事実を指摘する行為がなぜ違法になるのか全く不可解である。
そしてこの判決が論外であるのは次の事情に何も触れていないことである。
2010年8月27日の共同通信は,”
朝鮮学校前校長を書類送検 無許可で公園占用容疑
京都府警は27日、京都市が管理する公園を無許可で占用したとして、都市公園法違反容疑で、京都朝鮮第一初級学校(京都市)前校長の男性(53)を書類送検した。
送検容疑は、学校近くの公園に授業で使うサッカーゴールや朝礼台を設置。昨年6月に撤去するよう指導されたのに同年12月4日まで放置し、公園を占用した疑い。
公園をめぐっては、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が学校側に備品の撤去を要求、府警に告発していた。
京都市によると、近所の住民から「校庭として公園を使うのはおかしい」と苦情が寄せられていたという。同校は「今年1月に備品は撤去したが、以降も授業で公園を使っている」としている。
一方、府警は今月10日に威力業務妨害容疑などで在特会の幹部ら4人を逮捕。27日、組織犯罪処罰法違反(組織的威力業務妨害)などの疑いで在特会のほかのメンバーら男性7人を書類送検。送検容疑は、昨年12月4日、逮捕された4人と共謀し、同校周辺で拡声器を使い「スパイの子ども」などと叫び授業を妨害、公園に同校が設置したスピーカーなどを壊した疑い。”と報道した(リンクは
こちら)。
仮に「
在特会」が行為が違法であるとしても、その違法性は上記の「
京都朝鮮第一初級学校」の違法性を是正するために行われたのだから、「
在特会」の違法性は阻却されると言うべきである。
ただ当方として若干、違和感を感ずるのは、「
都市公園法違反容疑」という点である。「
府警に告発していた」とあるからこれは「
在特会」が言い出したことだろう。
しかしこれでは単なる許可申請の怠慢という形式犯的な印象しかない。
そうではなくてあれは「
校庭として公園を使うのはおかしい」とあるから、他者の利用を排除していたものと思われる。そうだとすればもう少し不動産侵奪罪(刑法235条の2)のような実質犯に問うべきではなかったか。
検察がそのような罪に問うことは考えられないが、それでも要求だけはするべきでなかったか。
今後、「
在特会」は控訴するだろうから成り行きを見守りたい。
- 2013/10/07(月) 17:57:41|
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朝鮮学校の不法行為と自治体の怠慢(見て見ぬ振り)を糾弾した在特会の行為を人種差別と断じる判決に違和感を覚えます。
その違和感を説明してくれたブログがありました。政治学の学者さんのようです。目ウロコでした。
http://blogs.yahoo.co.jp/gakumonnoiratume/68655106.html
- 2013/10/07(月) 21:33:58 |
- URL |
- 佐藤みずえ #-
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これだけ長い裁判ですから弁論の過程ではそんな反論もあったのではないでしょうか。
関西の警察司法関係者の体質からして要は結果ありきでしょう。理屈と膏薬はどこにでも付くです。
まぁそれにしても1200万円とは驚きの金額です。
- 2013/10/07(月) 22:12:59 |
- URL |
- 金子吉晴 #0cYVgJ1c
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