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【モータースポーツ】

【F1】ベッテル、鈴鹿でV4あるぞ! 次戦優勝、アロンソ9位以下で決定

2013年10月7日 8時41分

第14戦韓国GP決勝

 【韓国国際サーキット(韓国)L・バスコンセロス、柴田久仁夫】F1第14戦韓国GPは6日、当地で決勝を行い、セーフティーカー(SC)が2回も入る混乱に惑わされることなく、ランキング首位をひた走るセバスチャン・ベッテル(26)=レッドブル=が一度も先頭を譲らぬポールtoフィニッシュで今季8勝目(通算34勝目)。韓国GP3連覇を果たすとともに自己ベストタイの4連勝を飾った。一方でランク2位のフェルナンド・アロンソ(32)=フェラーリ=は6位にとどまり、その差は77ポイントに拡大。早ければ次戦日本GP(13日決勝、三重県・鈴鹿サーキット)で、ベッテルのドライバーズタイトル4連覇が決まる。

     ◇     ◇     ◇

 他車のトラブルでSCが2回入るアクシデントがあったものの、堅固なベッテルの牙城は崩れなかった。2回目のリスタート後に2番手に上がったK・ライコネン(ロータス)が必死に追うも、ベッテルは最速ラップを連発して対抗。2位ライコネンにつけた4.2秒のタイム差以上に、その強さは際立っていた。

 「せっかくリードを築いていたのにSCが入る展開は理想的じゃない。けれども後ろから追ってくるクルマにポジションを脅かされることはなかったから無理にプッシュする必要はなかった」とベッテル。涼しい顔で自己ベストタイの4連勝をそう振り返った。

 これで6位フィニッシュだったランク2位のアロンソとの差は77ポイントに拡大。次戦日本GPでベッテルが優勝し、アロンソが9位以下ならタイトル4連覇が確定する状況となった。その舞台となる鈴鹿はベッテルが大好きなサーキット。「次の日本(鈴鹿)は世界でもベストのトラック。観客もいい意味で熱狂的だし、F1に対するみんなの情熱をひしひしと感じさせてくれる。ファンから多くのサポートを受けられるからドライバーのモチベーションも上がる。鈴鹿に行くことが楽しみでならない」と今から胸をときめかせている。

 ベッテルは過去4年、鈴鹿で3勝を挙げており相性は抜群。ただし鈴鹿でタイトル2連覇を決めた2011年は3位にとどまり、優勝をJ・バトンにさらわれたちょっぴり苦い思い出もある。

 4連覇決定はアロンソの結果次第だが、いずれにしろ、大好きな鈴鹿で自己ベストの5連勝を決め、タイトル決定の天命を待つ構えだ。

 

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