アブラハム・グループ・ホールディングスは1日、東京大学の卒業生に会員を限定したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「東大OBネット」を開始した。
東大OBネットは、東大ほか7校の国立大学の卒業学士などで構成される社団法人学士会との提携により提供されるSNS。東大の卒業生だけが正会員として登録可能で、サービスを利用するには既存会員からの招待が必要となる。
機能面では、自己プロフィールや他の会員の紹介文を作成できるほか、会員同士のメッセージ交換機能、会員の検索機能、イベント告知や掲示板を利用できるコミュニティ機能などを備える。このほか、自分のプロフィールを開示する範囲を設定することも可能だ。
東大卒業生から招待を受けた利用者はゲスト会員として参加できるが、会員の検索機能など一部の機能で利用が制限される。また、正会員になりすました利用者を監視するために、学士会が東大卒業生のデータと照らし合わせて認証を行なう。
サービス開始当初は、学士会に登録されている4万人の東大卒業生に対して、メールまたは郵送で招待状を送る。1年後には8万人の会員数を目指すという。
【お詫びと訂正 2005/8/3 18:11】
記事初出時、「東大を中退したライブドアの堀江貴文社長も特別会員として参加しており、東大OBネットに招待された会員には堀江社長からの特別メッセージが送られる」と記載していましたが、運営元のアブラハム・グループ・ホールディングスより、「当初、堀江社長から『東大OBネット』の登録画面にメッセージをいただく予定になっていたが、特別会員として参加するという合意はなかった」との連絡があったため、当該部分を記事本文より削除いたしました。
関連情報
■URL
ニュースリリース(学士会)
http://www.gakushikai.or.jp/seminar/seminar/obnet/
( 増田 覚 )
2005/08/02 17:17
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