京都の朝鮮学校の前で、差別的な発言を繰り返して授業を妨害したとして、朝鮮学校側が「在日特権を許さない市民の会」などを訴えていた裁判で、京都地裁は在特会に対して、街宣行為の禁止などを命じる判決を言い渡しました。
訴えによりますと、「在日特権を許さない市民の会」の元メンバーら8人は2009年12月から3度にわたり、京都市の朝鮮第一初級学校の前で、拡声器などを使い「朝鮮学校を日本からたたき出せ」などと誹謗中傷し授業を妨害しました。
このため学校法人「京都朝鮮学園」は、在特会などに街宣行為の差し止めや3,000万円の損害賠償を求めていましたが、7日の判決で京都地裁は在特会側に学校周辺での街宣行為の禁止と、およそ1,200万円の損害賠償を命じました。
(10/07 12:15)
|