主人公は変態だった。マッドだった。理解されなかった。
人間を改造することに情熱を燃やしていたのだ。
そりゃ理解されるはずもない。
魔科学が発展した世の中であれ、倫理観は存在する。
それに照らし合わせると、確かに問題だらけの思考だ。
だがそれでも情熱を抑えることができなかった。
その危険な思考故、帝国から追放された主人公だが、彼は諦めなかった。
死にかけの人間を見つけては改造していった。
何度も失敗した。諦めようとも考えた。
しかし諦めきれずに試行錯誤を繰り返した結果、二機の改造少女を制作することに成功。
ようやく世の中に躍り出る機会が巡ってきたと意気揚々。
だが世の中そんなに甘くない。
稼働限界、武装、性能と問題は山積み。
思うように征服が進んで行かない。
ならば強化・改造だ!
主人公は持ち前の変態的な発想によって、機械少女たちを自分好みに強化改造していく。
はたして主人公は世界征服ができるのか!?
機械になった少女たちは、盲目的に従っていて良いのか!?
今まさに主人公の野望が幕を上げる!!