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東電社長 安全審査で地元説明10月2日 0時37分
東京電力の廣瀬社長は1日、柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県の柏崎市と刈羽村を訪れ、先週、国に行った運転再開の前提となる安全審査の申請について説明しました。
東京電力は、先月27日、柏崎刈羽原発の6号機と7号機について、運転再開の前提となる安全審査を国の原子力規制委員会に申請しました。
廣瀬社長は1日、柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村を訪れ、直接、申請内容について説明しました。
このうち柏崎市では、新潟県から条件付きで承認が得られたため申請を行ったという経緯や、事故の際、放出される放射性物質を減らしながら格納容器の圧力を下げる設備について、住民の被ばくを避けるため県や自治体と運用方法を協議していくことを説明しました。これに対して、柏崎市の会田市長は「住民の安全を確保するために、設備を使用する際の情報の伝達のしかたなど、運用方法について確認していきたい」と応じたほか、審査の課程や結果について住民に説明するよう求めました。
説明を終えた東京電力の廣瀬社長は「設備を使用した際、推定される被ばく量の情報を提供するなどして、自治体の避難計画の策定に協力していきたい」と話していました。
また、柏崎市の会田市長は「住民の不安を解消するために、東京電力にはきめ細かな説明を行ってほしい」と話していました。
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