- 交通事故
- スペシャル対談
いつどこで遭遇するのか分からないのが交通事故。決して遭いたくないものですが、今日にも被害者になる可能性もあるのです。
実際に起こったトラブルを知っておけば、ベリーベストな相続に役立てていただけるはずです。
24時間以内の迅速な修復治療が鍵
◎◎医師(以下、◎◎):交通事故は、色々なケースで起こり、頸椎捻挫などがケガの代表選手として挙げられますよね? 頸椎捻挫の件数は多いのですが、実は、膝をダッシュボードに打ちつけることで発症する「ダッシュボード・インジュリー(dashboard injury)」という症状も結構多く存在するのです。
ベリーベスト法律事務所(以下、VB):「ダッシュボードインジュリー」とは、どのような症状なのですか?
◎◎:自動車の追突などにより、後方から強い力が加わって、膝をダッシュボードに打ちつけて生じるケガのことです。大腿骨が関節包を突き破り、長軸方向つまり腰骨に向かって押し上げられ、股関節脱臼に加えて、寛骨臼(大腿骨頭が収まっている凹んだ部分)の骨折も起こしてしまうことを指します。
VB:エアバックなどでのガード・保護はできないのでしょうか?
◎◎:車種にもよるのですが、エアバックの保護範囲という問題がありまして、保護対象となっていないケースもある程度は存在するのではないかと思っています。
VB:「ダッシュボードインジュリー」となってしまった場合の治療方法は、どのようなものですか?
◎◎:大腿骨頭は、3本の血管で栄養素や酸素などを送っているのですが、この供給ができなくなってしまうと、骨頭自体が壊死してしまいます。この壊死に至るまでがおよそ24時間ですので、それまでに整復する必要があります。それに、脱臼に伴って、血管が損傷してしまう場合も多くあります。また、骨折が伴っている場合は、骨の破片が体内に散らばってしまって、坐骨神経麻痺なども起こしてしまうので、これに対応するブロック注射なども、後に行う必要があります。とにかく、できるだけ早い時間帯での整復が第一で、順を追って治療することが重要です。
等級認定も難しい「ダッシュボードインジュリー」
VB:非常に大変な状態になる恐れがあるのですね。弁護士としての視点で話をさせていただくと、股関節の機能障害で症状固定となった場合は、ほとんどのケースで12級7号と認定されます(受傷後6カ月を固定と仮定)。
◎◎:12号7級? 等級が低いのか、高いのかよく分かりませんね。
VB:おっしゃる通りですね。これは、各障害状況に応じて等級に関する一覧が予め作成されており、その中から症状を鑑み等級が与えられるものです。
◎◎:では、ダッシュボードインジュリーにおいては、後遺障害が認定される可能性が生じる症状固定を遅らせる行為はかえって避けた方がよいのでしょうか?
VB:一概にその通りとは言えないのですが、我々は、専門特化したスタッフ・弁護士が対応しますので、この判断を随時行うことができます。多くの方々が心配される大腿骨壊死についても、事故当時の処置を確認することができ、かつ、先程先生がおっしゃった通りの処置が行われているのであれば、問題ないケースがほとんどだと思います。
◎◎:人工関節を入れる場合もあるのですが、どのような対応になるのでしょうか?
VB:大多数は10級10号です。ただ、これも多くの方が心配されることですが、人工関節の耐久年数などの問題から、保険会社や加害者との交渉が難航する場合があります。これについても、我々ベリーベスト法律事務所ではノウハウを有しておりますので、相談者の方に不利な条件での決着ということはございません。安心してご相談をいただきたいと思っております。
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