2013-09-21
日本韓国化計画
いや、橋下某は関係ない。
コント赤信号のコントに、聞くだに恐ろしい「日本中を埼玉県にしてしまう薬」というのが登場したが(コント中では、なんだか全くわからないが恐ろしい薬、という評価)、いま、日本は全国一斉に大阪になろうとしている。
昔の話だが、おれは転勤で足掛け七年大阪に住んでおった。松下電器(当時)をはじめとする大阪有数の企業の方と仕事をさせてもらったわけだが、彼ら(大阪の経済人)が東京を意識すること、東京人には想像もつかないほど激しかった。
彼らは常に「東西二元論」を語り、皆さん日本経済界における東京と大阪の役割に関して一家言を持っていた。
これほど滑稽なことはなかった。だって、ほとんどの東京人にとって、大阪は地方都市の一つに過ぎないからだ。東西二元だって、そもそも大阪市は横浜市よりも小さいのだ(だから、大阪都にして東京に近付こうという考えは痛いほどよく分かる)。東京人にとって大阪は西日本の経済・文化の中心地ではなく、たこ焼き、吉本、通天閣の街に過ぎないのだ。
おれは、常々、このアンバランスな感覚は日本と韓国の関係によく似ていると思っていた。最近の例ではサッカー東アジア杯の日韓戦が如実にその関係を物語っている。韓国応援団は、試合開始直前に安重根と李舜臣の巨大な旗を掲げた。
スタジアムで韓国人観客は狂喜乱舞した。いや、TVで観戦中の人々も歓声を上げて踊り狂ったろうことは、想像に難くない。ネット上でも「チョッパリざまあ!」「ウェノム涙目www」の文字が踊った。反日思想に凝り固まった韓国人にとって、安重根と李舜臣は国家的英雄だからだ。
で、日本人の反応は――
多くの日本人にとって、安重根は「昔、伊藤博文を殺した人。経緯はよく知らない」だろうし、李舜臣に至っては九割以上の人が「誰それ?」だったのではないか。反応が冷静だったというより、知らないものには反応が出来ないという好例だ(無知でもあるんだが)。
東京人が大阪をたこ焼き、吉本、通天閣の街と見做すように、日本人の多くにとって韓国は焼肉、キムチ、韓流の国でしかないのだ。随分以前から、わが国首相の発言や靖国参拝で、反日デモが起こっても「ああ、またか」といった目で見ていた。日章旗が焼かれ、大使館が投石され、日本企業、日式を標榜する店が襲われ、果ては切腹の焼身のエスカレートするのを見ても抱いた感情は「馬鹿だなあ」。
それは、そうしたデモが国策で官制となんとなく納得していたからだと思う。国内の失政への批判を外部に向けさせるための見え透いた手段だと、ほとんどの日本人は看破していたはずだ。
それが、この一両年で劇的に変化した。為政者が、こちらが笑ってみていた「国内の失政への批判を外部に向けさせるための見え透いた手段」をそのまま真似て輸入したのだ。たちどころに反韓嫌韓デモが巻き起こった。参加者は安っぽい愛国心を振りかざし、愛国者を自称、安倍内閣断固指示、美しく強い日本を取戻そうがスローガン。でも、やっていることは、コリアタウンに押しかけ罵声を浴びせるという醜態。
原発事故の後処理の失敗、TPP参加、アベノミクス空振りと国内は失政が続いている。これを誤魔化すための反韓・嫌韓デモ。つまり、自称愛国者の方が大嫌いな反日デモの猿マネなんだよね。
東京人にとって、大阪は永遠にたこ焼き、吉本、通天閣の街である。しかし、或る日突然、東京人が大阪批判を始め、東西文化では圧倒的に東が優等だなんて言い出したら、それは、東京の大阪化、ひいては日本の大阪化になってしまう。
今の日本は愛国者の皆様の奮励努力により、見事に韓国化しているが、皆さん、それが目的なのかね。
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冗談抜きで、なんか最近の風潮は、安易に仮想敵をつくり煽る、なんか1930〜1940年代の手法を想起します。
この4年で、そういう手口がいつの間にか定着しているのが恐ろしいです。
危機感を僕が煽ってるのでなく「検証」の延長で進んだ歴史研究手がけての自分なりの考えで、杞憂であれば結構なことですが。
大阪の話をしたかったので、中国は無視しています。
日本と中国みたいな関係は、東京と◯◯では存在しない。
中国が靖国参拝で文句を言うのは「当然の権利」と思っています。日本は中国を侵略し、満州国なる傀儡国家を建国し。南京では一般市民を虐殺、重慶は街の形が変わるほど爆撃しました。
韓国に関しては、侵略どころか「戦争」すらしていません。いきなり無抵抗で併合された歴史に残るヘタレ国家です。お気の毒ですが。
わたしの認識では、つい2,3年前までは「反面教師」だったと思うんです。おそらく祖父の代からの親韓安倍が、「教師」として韓国を利用したのでしょう。
「それが、この一両年で劇的に変化した。為政者が、こちらが笑ってみていた「国内の失政への批判を外部に向けさせるための見え透いた手段」をそのまま真似て輸入したのだ。」
とまで言い切るのってどうなんだろう?
「どうなんだろう?」程度の認識で、いちゃもんをつけるのかね。異論があるならきちんと検証してから。
長文のコメントは迷惑であると申し添えたのに、無視して性懲りもなく書き込んだので削除いたしました。「無礼」に終始した人ですね。
分かりやすい方ですね。
きみが本性を現したコメントは残しておいてあげます。「承認欲求」という言葉をググって反省なさい。
大戦までは大阪は確かに経済首都だったんですね。十大商社(これも過去のもの
ですが)のほとんどが本社を置いていたのもその名残。繊維が基幹産業の座から
滑り落ちて大阪は地方都市になりました。いつまで過去の栄光を引きずってんねん
といったところでしょうか。
私が高校のとき野球部が甲子園出場し、一生徒として学校から応援に行ったんですが、
一回戦の相手が東京の高校で、バスを降りるなり、周囲の屋台などから一斉に
「東京に負けたらあかんで!」
と声があがったのを未だに覚えています。
ドイツの人に、東京はベルリン、京都はウィーン、大阪はミュンヘンと例えたり
したことがあります。あちらの、プロイセン系とバイエルン系(含オーストリア)の
仲の悪さも(これにザクセン系とかアレマン系も参戦したり)相当なものですが、
東西対抗意識も(ドイツは南北ですが)微笑ましい範囲内に収まっているぶんには
賑やかでいいんじゃないでしょうかね。
賑やかでいいというのはその通りですけど、わたしは忌憚のない東京人の心情を述べたに過ぎません。「首都」という肩書が付けば、それは機能の問題というだけのことにせよ、中央省庁、国会、金融機関が集中し、他の地方都市とは違ったものになるのは只の必然だと思うのです。
わたしが大阪時代に感じたのは「洋書」が手に入らないとい事でした。梅田には大型書店が何軒かありましたが、ミステリの新作は東京出張まで待たなければならない(当然、amazonなんかない)という現実はどうしようもありませんでした。
「本を読んだり学問をしたりするのが恥ずかしいこととされる街」
という意味のことを書かれていましたが、私も数年住んでましたので
実感はあります。準キー局群が良い仕事もする一方、戦前来、映画撮影所は
根づかなかった大阪。劇画ブームは自分で育てられず、創元社が東京創元社より
影の薄い大阪。帝大は戦時の最後発で、戦前派私大は関大だけ。長い伝統と昭和前期
までの経済的繁栄を誇りながら、「巨大な田舎」のセンスが抜けないんですよね。
交響楽団なんか誰も聞かないじゃないとか言って補助金打ち切った橋本(当時)知事の
発言にはとことんガックリきました。まあミュンヘンもよく巨大な田舎と言われるし、
ナチスを育てた愚民体質の街でもありますが、それでも文化に蕩尽するということ
だけは知っている。
それでいて、大阪発の文化も多々あるのです。所謂伝統芸ではない漫才(エンタツ・アチャコ)、焼肉(韓国ではなく大阪の在日コリアンの発明)といったメジャーなものからノーパン喫茶といった風俗営業まで。ただ、面白いことに、こと風俗に関しては「えげつない」はずの大阪は洒落の要素が大きく、東京で本当に「えげつない」風俗に発展するという傾向がありますね。ピンサロ、トルコ(ソープ)、なんて、本当に大阪は大人しく東京は過激でした。
総合力じゃなくて商人の街(商都)に特化しそこねて、文化までうっちゃったという印象はあります。