宮崎に乗り込んだ阪神・平田勝男2軍監督(54)は6日、フェニックスリーグを通してのテーマとして現状からの脱皮を掲げた。
「このままじゃアカン、何かを変えなアカンというきっかけをつかんでほしい」
北條、中谷、伊藤隼、秋山…。口からは続々と殻を破れない若虎たちの名前が出てきた。それも、指揮官からの愛のムチだ。
また、ウエスタン・リーグとは違い、新しいことを試す絶好の機会。例えば藤原。1軍でもファームでも中継ぎが主だったが、7日のDeNA戦には先発起用する。また期間中には西村らも先発登板させる予定だ。
「チャンス、チャレンジ、チェンジ!!」
伊丹空港での出発直前には、3つの言葉を残した平田2軍監督。一人でも多くの若虎を脱皮させてみせるつもりだ。
(紙面から)