新年早々、産経新聞が誤報を飛ばした。落語家の桂三枝が「桂文枝」を襲名し、弟弟子の桂きん枝が「桂小文枝」を襲名するというもの。東京版の紙面では、第2社会面で2段組みで報じられていたが、大阪版は一面でドーン。当然、反響を巻き起こした。
ところがこれ、正真正銘の誤報。「事実無根です」とまで三枝が所属する吉本興業関係者は呆れる。正月早々、他紙の記者たちの電話がじゃんじゃんなり、広報部もあわてふためいたいという。
「あらかじめストーリーを作って、それにそって都合のいい事実だけをくっつけたというか。サンスポさんが報じるならまだわかりますが、産経新聞ですからね。参りました」(関係者)
弟子が師匠の名前を襲名する際には、兄弟弟子や師匠の遺族、所属事務所など、いろんなところに筋を通して、襲名披露興行のスタイルまで視野に入れて描き、それから発表するという段取りを取る。三枝は「上方落語四天王」と呼ばれた文枝の一番弟子で、一番「文枝」に近い存在ということはできる。いずれ継ぐ可能性は大いにあるといえるが、今回の報道で襲名後退とならないことを祈るばかりだ。
【関連記事】 「何この写真!?」産経記事に掲載された木村拓哉イラストの
【関連記事】 社説まで間違えた!? 大誤報連発の毎日新聞は大丈夫か
【関連記事】 報道各紙が一斉に報じた「小室・KEIKO離婚」大誤報の裏側
【関連記事】 「手数」と「スピード」の時代 NON STYLEが優勝した理由
【関連記事】 前回王者サンドウィッチマンに聞く『M-1必勝法』はコレだ!!
【関連記事】 「恋の"から回り"!?」明石家さんまの視聴率崩壊に吉本涙目
【関連記事】 "お笑い帝国"吉本興業をめぐる闇とケッタイな企業体質
【関連記事】 "大御所"島田紳助と吉本興業幹部との抗争が勃発!?
【関連記事】 「今田耕司もクビ!?」テレビ局に吹き荒れるリストラの嵐
コメントを読む(0)
コメント機能について